難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

国連に難聴者の権利を

2005年07月22日 20時56分26秒 | 福祉サービス

050721_1734~001.jpg050721_1826~001.jpgこの8月、障害者の権利条約の審議が国連総会アドホック委員会で開かれる。
難聴者に関わる権利を条約の条文に書き込んでもらうために、直接、国連でロビー活動をすることにした。
音声を文字で通訳を受けたり、音を文字や光その他の信号で受けることを要望する。
会社の会議や地域の集まりまで、公共、民間を問わず幅広く対象にする。
テレビや映画などの字幕などはまた別の条文になっている。
二つ目は補聴器と補聴援助システムによる情報保障だ。これは教育にも適用されるもので、言わば音声や音を聞いてコミュニケーションする権利だ。
三つ目は、読話の学習の保障だ。読話により補聴器の聞き取りが良くなる。手話の読み取りにも大きな効果がある。しかし、きちんと学ばなければ習得できない。これは難聴者の権利であろう。

滞在は8/1から8/5までだ。
実り多い滞在になるようにしたい。

ラビット 記

ニューヨークは9/11のグラウンドゼロがある。
(写真右)21日、衆議院議員会館で、国連障害者権利条約推進議員連盟の総会が、国連代表団の壮行会を兼ねて開かれた。
議員会館入り口には、いろいろなものの禁止を書いた札が7枚くらいも林立していた。
(写真左)7月15日に、衆議院で障害者自立支援法が可決した。あれだけ、多くの障害者が反対している法律を審議すればするほどぼろが出てくるので、これ以上出さないために審議を打ち切ったのではないかとも言える。