今日は、勤務先に新しい派遣社員が二人、配属された。オリエンテーションとして、会社、事業所の概要、業務の概要を上司が説明し、小職が業務に使うシステムや端末の説明することになっていた。
上司の説明の後、自分の説明に入る前に、ホワイトボード(筆談ボード)に、「私は難聴です。呼ぶ時は肩を叩いて下さい。話す時は近くで話して下さい。紙に書いて下さい。メールとか。会議の時は要約筆記」と書いて、見せながら説明をした。
すると、上司が、彼と話す時は正面を向いて話して下さい。横や後ろからでは分からないとか補足してくれるではないか。これは驚くと同時に嬉しかった。
勤務先は、派遣社員の出入りが激しいので、何度も同じようなことを説明しているが今回は最初の最初に、「難聴です」と切り出してしまった。どういう時に聞こえないのか、どう聞こえるのかは説明せず、「子供の時の抗生物質の注射で」と原因を説明すると、なぜか納得してくれる。こちらも日頃の行いが悪いから失聴したとか、変な引け目を感じなくてすむ。聞こえなくなったのは自分のせいではないのだから、それをはっきり言った方が自分の気持ちが軽くなることに気づいた。
「肩は軽くたたいてください。強く叩いたり、つつかないで下さい」と冗談を言うと反応してくれる。これで、大分距離感が縮まった。
話す時は、用件のある業務連絡や出力結果などの紙を示してもらうと分かりますと説明すると、頷いている。
オリエンテーションの説明中にも電話で呼び出される。私は拡声電話を使っているので自分の席まで戻らないといけないとも説明したりしたので、難聴者にはいろいろな対応が必要なことを結構理解してもらえたのではないか。
電話の保留した内線番号などの数字を指で表す方法やアイコンタクトなどはまだ後のコミュニケーションのために取っておいた。
上司が、要約筆記の派遣は決裁書を取っておこう、自分が印を押すからと言ってくれた。
ラビット 記
上司の説明の後、自分の説明に入る前に、ホワイトボード(筆談ボード)に、「私は難聴です。呼ぶ時は肩を叩いて下さい。話す時は近くで話して下さい。紙に書いて下さい。メールとか。会議の時は要約筆記」と書いて、見せながら説明をした。
すると、上司が、彼と話す時は正面を向いて話して下さい。横や後ろからでは分からないとか補足してくれるではないか。これは驚くと同時に嬉しかった。
勤務先は、派遣社員の出入りが激しいので、何度も同じようなことを説明しているが今回は最初の最初に、「難聴です」と切り出してしまった。どういう時に聞こえないのか、どう聞こえるのかは説明せず、「子供の時の抗生物質の注射で」と原因を説明すると、なぜか納得してくれる。こちらも日頃の行いが悪いから失聴したとか、変な引け目を感じなくてすむ。聞こえなくなったのは自分のせいではないのだから、それをはっきり言った方が自分の気持ちが軽くなることに気づいた。
「肩は軽くたたいてください。強く叩いたり、つつかないで下さい」と冗談を言うと反応してくれる。これで、大分距離感が縮まった。
話す時は、用件のある業務連絡や出力結果などの紙を示してもらうと分かりますと説明すると、頷いている。
オリエンテーションの説明中にも電話で呼び出される。私は拡声電話を使っているので自分の席まで戻らないといけないとも説明したりしたので、難聴者にはいろいろな対応が必要なことを結構理解してもらえたのではないか。
電話の保留した内線番号などの数字を指で表す方法やアイコンタクトなどはまだ後のコミュニケーションのために取っておいた。
上司が、要約筆記の派遣は決裁書を取っておこう、自分が印を押すからと言ってくれた。
ラビット 記