酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

火災に遭遇。

2011-01-14 | 日記
今朝未明。
ざわざわしい雰囲気に目が覚める。わさびも廊下に向かって吠えている。
消防車のサイレンが何台も何台も近寄ってきてはふっと消える。

こりゃ火事かなと、わさびをなだめながら窓の外を見ると、あたりは消防車でいっぱい。
気づけばなんだか臭い。
廊下からは無線音なども聞こえる。
どうやら火元はこのマンション?と様子を見に外にるべく準備をしていたら、警察がわが部屋に呼びかける。

階下で火災です。とりあえず消火しましたが、まだ安心できないので一応避難してください。と退去を勧告される。
一応、という言葉がおかしかったが、良識ある市民としてはすなおに従う。

防火服、背中にボンベ、耐熱ガラスつきヘルメットの消防隊員が足元はホースなどがあって危ないのでということで、住民の方が避難しま~すと叫びながら非常階段を丁重に引率してくれる。

出火のあった階あたりはまだ煙が残っていて、むせた。ドアはカッターで切られ無残な状態。

地上に着くと、作戦室っぽいヒトの集まりへ誘導される。大きなホワイトボードに様々な記号や数字がごちゃごちゃに書きこまれ、いろいろな動きをこうやって管理してるんだなということがわかった。
部屋番号を報告すると、担当隊員はその数字のあたりに何やら暗号みたいな文字を書き、ほかにヒトは残ってないですねと確認される。
こうした集合住宅火災は類焼や煙の蔓延による被害が予測されることから、全部屋の安否を確認するのだそう。

コートを着て外にでたのだが、外は氷点下10℃くらいか。毛布もありますからねと、ほかの隊員さん。とても親切だ。

わさびは固まっていた。

とまあ、ほどなく避難勧告は解除されたのだが、それにしても消防、警察の対応ぶりには感銘。こうして我々は守られているのだ。

ひとまずは、たいしたことがなくてよかった。

部屋に戻る途中に撮影