酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

イカに美味しい細工。

2011-01-22 | 酒風景
昨夜は氷の水族館なる催しを見たせいか、魚で一杯やりたくなった。

先日も行った場末の居酒屋でギンダラでもと思ったら、コレ食べないかいとオヤジから差し入れ。



ヤリイカを炙ったの。

小さなヤリイカは刺身でなく煮物に。腹の中には刻んだ足と卵が仕込まれているらしい。

どれ



イカの足、卵が詰め込まれ身とともに一体化したそれは、ぎゅっと美味しいのであった。
やるねえオヤジさん。

街の有名料理屋で修行しただけあって、なんでも旨いのだが、さらに本人も飲兵衛だけあって、肴としてツボを外さないところがなかなか。
仕事中に酔っぱらうことはないが、鬼平犯科帳(中村吉衛門)の話になると機嫌が良くなり高い酒をタダで振舞い、奥さんに陰で相当叱られてるであろう、愛すべきオヤジなのである。

氷の水族館

2011-01-22 | 日記
商店街のポケットパークで、数日前からの催しをのぞいてみた。



魚が水槽ではなく、氷の中にいる、という趣向。気仙沼だかどこだかの製氷メーカーが開発した技術。噂には聞いていたが、なかなか見事なものだ。
通常は夏の暑い時期の納涼イベントとして行われるものらしい。





テントの中にたくさんの氷。外より寒いのだった。まさに冷凍庫の中。

ちなみに

この魚たち。氷が溶けたら食べられるのかと思ったら、それはムリ。製品化のため数日間、真水に漬けたせいで食用できないとか。よく意味は分らぬが、いわゆる生き腐れたような状態か。

そういや、日本中を巡業している人体の不思議展。展示品は死体だから法に触れるのではと告発されていたな。話は分らんでもないが、モノによっては、あえて実物の意義も分らんでもない。