酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

玉子の実験(?)

2011-01-19 | こしらえた話。
そもそも、料理って化学である。
何かに何かをすれば化学反応が起きる。ものが焦げるのも、味がかわるのも化学なのである。

料理も仕込みの段階、とくに下味を付けている時など、たまにそんな気になり、子どもの頃の理科の実験を思い出したりする。

そんな気分で



ゆで玉子と蛋白質、ナトリウム、カツオエキス等の反応、および着色の実験。である。
瓶がもともと茶色なのが面白くないが、早い話が醤油のダシつゆに玉子を付けただけのこと。

化学反応によってこうなった。



なんて馬鹿な話はこのへんにしておいて、


味はまあまあ。しかし今回は卵を茹ですぎた。火から離しモタモタしてるうちに、ちょっと茹だってしまったようだ。
でも、この漬ける系の調理は楽しい。何もしなくても、素材が自分で美味しくなってくれるのだから。
時が来て味を見るときのワクワクはとても刺激的。
そう、化学反応のおかげで。