
若かりし頃に買ったMINOLTA X700。初めての一眼レフ。
カメラなんてよく分からなかった頃、店頭で黒いボディがかっこよかったからコレ。電子シャッターで、プログラムオート機能搭載の、当時としては新しい系だったと思う。
仕事に、そして海に山にいつも持っていった。
しかし、1本しか持っていなかったズームレンズ(たしかシグマだったか、汎用ものがボディとセットになっていたもの)を壊してしまい、以来タンスの肥やしとなっていたのだが
ある日、何気にキタムラの中古コーナーを見ると、ミノルタ用と書いたレンズが忽然とある。しかも純正の標準ズームである。もちろんお買い上げ。
こうして、買った時よりもまともになった愛機X700。20年以上の時を経て蘇ったのであった。
先日、電池を入れ、シャッターを切ってみると多分、それなりに動作している模様。
なのでフィルムを装填し、撮影に出かけたのであった。
撮れてるだろうか。

見栄を張ってこんなフィルムを使ったことも。このラベルがかっこいいってんで、つけたまま(笑)。

使い込んだ証。ボディの角がすれて地金の色が出ている。何ともいえぬ風格である。
今使っているEOSに比べると格段に小さいが、その分、キュッと手にしっくりとくる締まった感じ。やはり名機だったのだと思う。