近年よくする話のひとつに、昔は好まなかったが歳を取るにつれ好きになった食べ物というのがある。
それ系の話でいうなら、ぐぐぐっとランキングを上げたのが「身欠きニシン」。
身欠きニシンについては、その美味しさは分かっているし、昔から飲み屋の肴にそれがあれば有り難く頂いてはいたが、自分で買って焼くなんてことは、まずしなかった。
が、関心がにわかに高まったのにはやはりきっかけがある。先日、日本料理店で食べた秋茄子とニシンの炊き合わせだ。
なすび本来の何かしら儚い味を優しく寄り添うように引き立てていたのが身欠きニシンで、ああ旨いものだなあと改めて感じ入ったその記憶が残っていたか、昨日スーパーで目にして即買い。その日のうちに肴になった。
焼きたてに醤油をちょちょっと垂らしてつまむ。同じ青魚でも鯖、鰯とは違う食感や風味がしみじみと旨い。
ところで、この魚。ラベルにはアメリカ産とある。
かつてはニシン王国とまで言われた北海道民としては、些か釈然としないものがあるが、嘆いても仕方ない。
外国産を食べて思い返す、過去のあやまち。ってとこか。
あ、違う意味でしみじみとしてしまった。
それ系の話でいうなら、ぐぐぐっとランキングを上げたのが「身欠きニシン」。
身欠きニシンについては、その美味しさは分かっているし、昔から飲み屋の肴にそれがあれば有り難く頂いてはいたが、自分で買って焼くなんてことは、まずしなかった。
が、関心がにわかに高まったのにはやはりきっかけがある。先日、日本料理店で食べた秋茄子とニシンの炊き合わせだ。
なすび本来の何かしら儚い味を優しく寄り添うように引き立てていたのが身欠きニシンで、ああ旨いものだなあと改めて感じ入ったその記憶が残っていたか、昨日スーパーで目にして即買い。その日のうちに肴になった。
焼きたてに醤油をちょちょっと垂らしてつまむ。同じ青魚でも鯖、鰯とは違う食感や風味がしみじみと旨い。
ところで、この魚。ラベルにはアメリカ産とある。
かつてはニシン王国とまで言われた北海道民としては、些か釈然としないものがあるが、嘆いても仕方ない。
外国産を食べて思い返す、過去のあやまち。ってとこか。
あ、違う意味でしみじみとしてしまった。