Aちゃん(小3):
先週 両手で弾いた「ビリーブ」、今日は完成できたでしょうか。
一応、成果をきいてみます。
「どう?上手に弾けるようになった?」
「ダメ!弾けない」
Aちゃんは、あわてて両手で弾き始めました。
自分でどれくらい弾けるか確認してみてる様子です。
ところが、バタバタと焦った速さで弾くもんだから、ミスやつっかえだらけ。
「そんなに大急ぎで弾くから、間違えるんだよ。これくらいでゆっくり弾いてみようよ」
先生がゆったりとしたテンポを示し、Aちゃんも弾いてみます。
「ほーら、この速さならずーっとうまく弾けてるじゃない?」
と自信を付けさせます。
「1ページ目は完璧に弾けてるから大丈夫だね。2ページ目の、この辺がいまいちなのかな?」とヒントを与えてみました。
決まってつっかえるのは、2ページ目の3段目、「悲しみや 苦しみが」のところなのです。
「うん、ここがいつも間違える」
「じゃこの段だけ練習しようか」
Aちゃんは「うーん、ちょっとやりにくいから、その前の段から弾いてみる」と 助走( ?)をつけてから弾いてみました。
まず両手で。
その結果、左手の流れが把握できていないと感じたらしく、左手だけを何度も弾いて 流れを手に記憶させているようです。
先生はその様子を興味深く観察しつつ、時折り「シのフラットを忘れちゃうね」などとヒントを与えます。
すると、Aちゃんは右手のシの音をエンピツでマークしたり( ついでに猫の顔にしました)左手のシには♭記号を書いたりして注意し、自分でチェックしたポイントだけ何度も繰り返して、手と頭に覚えこませています。
右手、そして左手。
何度も覚えた後、それぞれの音を忘れないように気をつけながら注意深くゆっくり弾いて、なんとか間違えないようにがんばっています。
Aちゃんが 今やってること…
ちゃんとポイントを押さえた、的確な練習だね。
うまく弾けない所を探し、弾けない原因を見つけ、それに注目できる方法を考え、正しく弾けるように気をつけながら 覚えるように繰り返す。
先生からいちいち指示されなくても、1人でこれだけの練習がやれるって、大したもんだなーと思います。
Aちゃんの練習能力( ? )を再発見した、本日のレッスンでした!
先週 両手で弾いた「ビリーブ」、今日は完成できたでしょうか。
一応、成果をきいてみます。
「どう?上手に弾けるようになった?」
「ダメ!弾けない」
Aちゃんは、あわてて両手で弾き始めました。
自分でどれくらい弾けるか確認してみてる様子です。
ところが、バタバタと焦った速さで弾くもんだから、ミスやつっかえだらけ。
「そんなに大急ぎで弾くから、間違えるんだよ。これくらいでゆっくり弾いてみようよ」
先生がゆったりとしたテンポを示し、Aちゃんも弾いてみます。
「ほーら、この速さならずーっとうまく弾けてるじゃない?」
と自信を付けさせます。
「1ページ目は完璧に弾けてるから大丈夫だね。2ページ目の、この辺がいまいちなのかな?」とヒントを与えてみました。
決まってつっかえるのは、2ページ目の3段目、「悲しみや 苦しみが」のところなのです。
「うん、ここがいつも間違える」
「じゃこの段だけ練習しようか」
Aちゃんは「うーん、ちょっとやりにくいから、その前の段から弾いてみる」と 助走( ?)をつけてから弾いてみました。
まず両手で。
その結果、左手の流れが把握できていないと感じたらしく、左手だけを何度も弾いて 流れを手に記憶させているようです。
先生はその様子を興味深く観察しつつ、時折り「シのフラットを忘れちゃうね」などとヒントを与えます。
すると、Aちゃんは右手のシの音をエンピツでマークしたり( ついでに猫の顔にしました)左手のシには♭記号を書いたりして注意し、自分でチェックしたポイントだけ何度も繰り返して、手と頭に覚えこませています。
右手、そして左手。
何度も覚えた後、それぞれの音を忘れないように気をつけながら注意深くゆっくり弾いて、なんとか間違えないようにがんばっています。
Aちゃんが 今やってること…
ちゃんとポイントを押さえた、的確な練習だね。
うまく弾けない所を探し、弾けない原因を見つけ、それに注目できる方法を考え、正しく弾けるように気をつけながら 覚えるように繰り返す。
先生からいちいち指示されなくても、1人でこれだけの練習がやれるって、大したもんだなーと思います。
Aちゃんの練習能力( ? )を再発見した、本日のレッスンでした!