ヒックリジョー釣り日記

このブログは、釣り大好きサラリーマンの面白くも悲しい釣り日記です。

フォーチューン磯「改」!

2013-01-19 22:30:44 | ハンドメイド
同僚のI氏から折れたエギングロッド「トリプルクロス」の復活を頼まれていましたが、先日、メバル釣りの際に完成したロッドを渡したところ、今度は磯竿の改造を頼まれました・・・

その竿は「フォーチューン磯・3号-540」!

いわゆる「激安セール品」のカテゴリーに属する竿なのですが、リールシートやガイドは富士工業製のパーツが使用されている真に良心的な製品です。

ガイドはハードガイドのLOT、TMOG、TAOG、リールシートはプレートシートのFS-6がセットされています。

ガイド代だけでLOTが250円、TMOGが170円×3個、220円×2個、250円×1個、TAOGが300円×1個、320×1個、370円×1個で2440円、リールシートFS-6が500円なので、計2940円

トップカバーも富士工業製HOTC20なので450円とすると、パーツ代だけでなんと3390円になっちゃいます。

これでセール価格2980円で販売されているとは、デフレ恐るべし・・・

これじゃ、何本作って売っても、ほとんど利益出ないんじゃ~っ

この竿はコストパフォーマンスに優れているため、リュック針の開発者である陣内氏もお勧めだそうで、I氏は陣内氏の船でリュック針を使ったアオリイカ釣り&浮き流しのカゴ釣りに使用するため購入したそうです。

でも、この釣りはナイロン6号が200m巻けるリールが必要条件なので、ジギングに使っていたリョービのフィッシングサファリをセットしたところ、リールシートFS-6のフード部分が小さすぎてリールフットが奥まで入らず、しっかり固定できなかったそうです・・・(そりゃそうでしょう。)

今回の改造依頼は、このリールシートの大型化なのですが、プレートシートをFS-7にサイズアップしても適合リールフットが80mm×17mm以下なのであまり改善効果が期待できません。

そこで、磯用遠投竿なんかで使用されているパイプシートDPSに改造する事に決定!

元竿#1のリールシート部分は外径が約22mmなので、DPS-SD22かSD24でジャストフィットなのですが、#1先端側からパイプシートを入れるためには、今付いている全てのガイドを取り外して竿のパーツを分解する必要があります・・・

さすがにそれは大変なので、竿尻からパイプシートを通す事にしたのですが、竿尻部分はテーパーが付いていて外径が24mm以上になっているため、パイプ内径が26mmのDPSーSD26しか通りませんでした・・・

ここで問題になるのが、竿のリールシート部分の外径22mmとDPS-SD26のフード部分の外径32.8mmの段差をどうやって埋めるかであります。

遠投竿などの市販品だと、段差部分にアルミ製のカラーを入れて段差を解消しているのですが、今回は竿尻からパーツを入れるので内径が22mmの金属製パーツは通りません・・・

色々と検討して、伸縮性のある素材で外径33mm、内径22mmのスポンジグリップをホームセンターで発見!

パーツが揃えば、サクッと改造完了!


スポンジグリップを真ん中でカットしてDPSリールシートの上下にセットし、さらにルアーロッドみたいなテイストを出す為、家にあったギンバルキャップBRC GC22を竿尻にセットしてみました。

船なんかで使うときに、このギンバルキャップがセットしてあると滑り止めにもなって便利です。

ホームセンターに行ったついでに、中古釣具店で激安餌木とマリアのペンシルベイト「ワイズドック」をゲット!

餌木はシンカーの穴あけ加工と真鍮釘での固定、羽根の交換とアワビ貼りチューニング施工!

ワイズドックは、フックが錆びていたので新品に交換してトップチニングの1軍登録!

最近、この激安餌木がなかなか売っていなかったので、補充ができて助かりました・・・

コメント
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