イカメタルゲーム２０２２！

タックルも新調したので、久しぶりに秀月丸でイカメタルゲームに出かけてきました。

前回の釣行が２０１８年だったので、実に４年ぶりの釣行になります。
ここ何年かは天草灘のイカは不漁でしたが、今年は調子が良いとのことで期待が高まります。

今回の釣行は釣友のＩ氏と一緒で、Ｉ氏もオモリグ用のタックルを新調して共に気合が入っています。

１７時に出港して、一路ポイントを目指します！

真夏の日差しは強く、日中は暑いですが走行中は潮風が気持ちいい～

約２時間のクルージングでポイントに到着し、夕マズメはまず８０ｍのボトム周辺を探って行きます。
Ｉ氏は早速３０号錘のオモリグでスタートしますが、私は久しぶりなので２５号のイカメタルでスタート！

Ｉ氏のオモリグに直ぐに良型がヒットしましたが、私は枝スのスッテにマルイカサイズの小型がヒット・・・
その後、オモリグにはポツポツとヒットしますが、イカメタルにはなかなか乗りがありません。

ようやく私にも良型がヒット！

でも、その後が続きません。

船中、オモリグ仕掛けのお客さんはポツポツと釣り上げていますが、イカメタル仕掛けはどうも分が悪いみたい・・・
やがて、５０ｍラインでアタリが多くなり、ようやく地合いかと思いましたが、やはりアタリは散発的です。

ここ何日かは月も出て釣果も落ちてきたらしく、ライトを照らしてもベイトが寄らない状況でイカも海面近くまでなかなか上がってこないみたいです。

そんな中でも、Ｉ氏はコンスタントに釣果を重ね、良型もヒットさせて行きます。

この釣行に備えて事前にYｏｕ Tｕｂｅで研究し、釣れ筋の餌木もネットで調達して来る用意周到さが見事に結実しています。

日付が変わる頃に私もオモリグに変更して挽回を図りますが、時すでに遅し・・・
深夜のマッタリモードに突入しアタリは遠くなります・・・

やがて４時の沖上がりの時間を前にして、私は睡魔に負けてキャビンで横になり寝落ち・・・
船が港に帰るため走りだしてしばらくした頃、船倉のエンジンから異音が響きました。

海中に漂っていた太いロープがスクリューに巻き付いたらしく、船長が船上から巻き付いたロープを一生懸命切断したのですが、それでも航行が出来ない状態に陥ってしまった模様です。

仕方無く海上保安庁に連絡し、近くの港まで曳航してもらう事態になりました・・・

こちらが船を曳航していただいた海上保安庁の「こうばい」です。

最寄りの野母崎付近の樺島港まで船を曳航してもらい、港にダイバーの方を呼んでスクリューに巻き付いたロープを除去してもらいましたが、かなりの太さと長さでビックリ！
ようやく航行可能な状態となりましたが、当初の予定より４時間以上遅い１０時過ぎ無事に熊本新港に帰り着き、めったに無い経験をする事になりました・・・

今回、私は１６杯と少し寂しい釣果でしたが、大型混じりで久しぶりにイカメタルゲームを楽しむ事が出来ました。

イカ好きの友人にも少しお裾分けをして、刺身とゲソのバター焼きで美味しくいただきました。

また、リベンジに行くテーマが増えてしまいました・・・