あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

8月29日 BrokenRiver

2019-08-30 | 最新雪情報
少しだけ天気が崩れた。
ポーターズは強風でクローズ。
他のスキー場がクローズする風でもオープンできるのがブロークンリバー。
日中は晴れ間も見えたが午後から天気は崩れ、雪模様となった。



グッズリフトの代わりにグッズシャトルが朝と晩に1回走る。



そこにいる人が手伝って、トラックから荷物を降ろす。



友達カナちゃんの息子オトがクィーンズタウンから滑りに来た。クラブフィールド初体験。



リッジトー、未だに故障中。若い世代の登りについていけない。悔しいが仕方ない。



天気の崩れの合間に青空が見えた。



初めてのクラブフィールド経験は彼の人生にどんな影響を与えるのだろう。



ロープトーも初めてだが、すぐに乗れるようになった。たいしたものだ。



圧雪車もある。普段は使わないだけ。週末のライダークロスに向けてコースを作る。



マリリン婆ちゃんも健在。



午後から雪が降りだし、吹雪の中のバーベキューとなった。
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8月27日 Porters

2019-08-28 | 最新雪情報
今年の冬は出だしこそ悪かったが、8月に入り定期的に雪は降り続いた。
降った雪が溶ける前に次の雪が降るといった具合で、ベースもたっぷりある。
風が強いのは毎度の事であり、そこで文句を言うようならここでやっていけない。
風で叩かれた雪でヒャッホーと滑るキウィ達のスキーは強い。
そういう強いスキーヤーが日本へ行ったら天国のようだ、と言うのも頷ける話だ。
何人もの人に日本に行った話を聞いたが、野沢温泉がかなり人気のようだ。
ここで出会う人が目を輝かせながら、日本の田舎の温泉がいかに素晴らしいか、という話を聞くのも嬉しいものである。



スキー場へ行く途中、レイクリンドンでトイレ休憩。町に住む子供たちは雪に接するだけで大喜びだ。



朝ビッグママがすぐに開いた。みんなの歓声が聞こえてくる。



そして反対側のブラフフェイスをパトロールがチェック中。開くのも時間の問題だ。



上へ上がったタイミングで開いた!ドイツ人のボーダー小僧二人を連れて長いトラバースへ。



たどりついた先は天国のようなバーンである。二人とも笑いが止まらない。



スキー初心者の子供達はこちらでレッスン。初心者用ゲレンデも雪が良いので上達も早い。



スマイリーズのスタッフ、ワコが初めて上がってきて、山頂からの景色を見た。
彼女はこの景色の中を踏破しており、自分が歩いた場所を違う角度から見る感動は彼女にしか分からない。



裏側はバックカントリーエリア。



コンスタントに雪が降り、今年は春スキーも良さそうだ。



お世話になったあの方に、全黒をプレゼント。通称スワンピー、根強いローカルの一人だ。

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8月21日 Craigieburn-BrokenRiver

2019-08-24 | 最新雪情報
毎回の事だが、朝お客さんと出会った時点では、その人がどのくらいクラブスキー場の事を知ってるか、こちらは知らない。
全く初めての人もいれば、別のクラブフィールドは行ったことがあるけどここは初めてという人もいる。
何回も来ている人もいれば、何も知らず勘違いで来てしまった人もいる。
自己紹介をして車に乗り込み「で、以前にも行ったことはある?」という具合に切り出すのだ。
今回のお客さん、ブルースは言った。
「そうだなあ、じゃあボトムトー、ミドルトー、トップトーの乗り方を教えてもらってミドルベイスンをガイドしてもらおうか」
なんだ常連さんか。話を聞くと昔クレーギーバーンでパトロールをしていたと。
以前はダニーデンだったが今はウェリントンに住んでいて、DOCで働いていると。
こうなったら話は早い。
年も同じ、子供の年齢も同じ、スキー業界に関わった年代も同じで、話は盛り上がった。
スキー場へ着いて、彼の友達が見つかるまで、何本か一緒に滑った。
滑るラインやスピードも同じで、初対面だったが旧知の友のような関係を持った。
こういう出会いっていいな。
午後からはクレーギーバーンからブロークンリバーへショートトリップ。
雪は風で飛ばされて全体的に固めだったが、良い1日だったなあ。



前日は風邪が強くてクローズだった。吹き溜まりにラインが刻まれる。



新しくできた友達、ブルースとハミルトンフェイスを滑る。



頼まれて写真を撮ったら、中国人の若いカップルだった。若い世代は行動力もありコミュニケーションもでき、マナーもある。



ミドルベイスンのシュート。斜度があって狭いシュートが並ぶ。



午後からブロークンリバーへツアー。だだっ広いアランズベイスンをひたすらトラバース。



そしてパーマーロッジにたどり着く。やっぱりここが僕のホームだ。



ブロークンリバーのメイントー。



そしてリッジトーへ向かうと・・・。



なんと、リッジトー壊れて修理中。



なのでここからハイクアップ。



さて、あの山を越えて戻ろう。



強風が吹く尾根上を歩いて無事生還。








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8月18日 Tekapo Roundhill

2019-08-19 | 最新雪情報
先週末に引き続きテカポへ。
クライストチャーチの高校の留学生40人。
国籍は日本人、タイ人、フランス人。
去年もやった仕事で先生方とも馴染みなので気が楽である。
初日はテカポまでドライブ、2日目はスケートと温泉、3日目に半日スキーをして帰って来る行程。
天気は2日目に崩れたがスキーの日は快晴。
パウダーのおまけ付きでいい週末だったなあ。



途中のトイレ休憩で記念撮影。



「ほら、そこの窓から顔を出して、そうそう、なかなかいいわよ、あなた」



2日目はスケート。ソリ遊び。そして温泉。



滑れない子もすぐに上手くなる。なかなか楽しそうだ。



student help という手伝いの生徒、ケンとソラは娘の日本語補習校の友達だった。



最終日はスキー。パトロールがパウダーバーンの確認をする。



子供達はスキーレッスンに入るので、その間にロープトーへ。



去年はこのロープトーは開かなかった。



上へ上がってみればマウントクックがドッシリ構えていた。



テカポ、そしてプカキの湖までも見えた。



裏側の景色はこんな具合。遠くに海岸線も見える。



そして今日の一本。ご馳走さまでした。



最後はみんなで記念撮影をして、クライストチャーチへ帰宅。好い週末だったな。
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8月15日 Mt.Hutt

2019-08-18 | 最新雪情報
毎年この時期にマウントハットでカンタベリー地区の高校のスキーレースがある。
その仕事でクライストチャーチの高校のバスドライバーを務めるのも恒例となっている。
ハットへ行けば懐かしい顔にも出会い、昔の事も思い出す。
昔からあるトリプルリフトに揺られていると、思い出が鮮明に蘇る。
二十代半ば、楽しいことが圧倒的に多かったけど、哀しい事も悔しい思いもあった。
あの時はこの山がホームだったが、今はアウェイである。
そうやって少しだけ感傷的な気分に浸るのもたまにはいいかな。



平野に突き出すようにある山なので景色は良い。クライストチャーチの丘もはっきり見える。



このリフトに乗ると、いつも昔の事を思い出す。



たまに来ると、お客さんもスタッフも多いなあと思う。会社が大きいってこういうことなんだな。



コースの途中には、こんな場所もある。スキーをはずしてちょっと休憩。



天気も良いしスキーレースもあるので駐車場は満杯。



毎年一回、このレースのために上がってくる。



パッチワークのような平野、その先の海岸線まで見渡せる。穏やかな一日。
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雑多な日々

2019-08-14 | ガイドの現場
8月は冬で一番忙しい時であり、僕もいろいろな仕事をする。
お客さんも色々で欧米の人もいればアジア圏の人も来る。
車も小さいものから10人以上乗るバン、22人乗りの四駆のバスや45人乗りのスクールバスまで。
先週末は、そのスクールバスでテカポへ二泊三日の小旅行。
中国人の学生40人、付き添いの大人5人をバスに乗せて出かけた。
子供達はまあまあ行儀良く、バスの中も綺麗だった。
生徒会長のような子がいたのだが、これがまあアイドルのようなイケメン。
しかもバスの中のゴミを拾って集めるなどと、まことにあっぱれな好男子。
こいつはモテるだろうな。
それに対して、引率の校長先生がいたのだが、こちらは絵に描いたような中国人のおっさん。
休憩場所でタバコのポイ捨ては当たり前、声はうるさくマナーは悪く自己中心的で、生徒に威張り散らす有様。
「おっさんよ、ハンサムボーイの爪の垢でも煎じて飲め」と心の中で僕は言った。
行程はスキー1日、マウントクックでの半日ハイキングというものだったが、天気が荒れに荒れた。
スキー予定日にスキー場はクローズ、マウントクックへ行けば大雪でハイキングどころではないという状態。
結局雪の中のドライブをして帰ってきた。
テカポから帰ってきた直後は休みでクレーギーバーンのパウダーデー。
仕事で山に上がるのと休みで山に上がるのとは違うものだ。
休みの後はポーターズ。
風が強く、リフトは一番下だけ、それも時々止まるという具合の1日だった。
こんな具合にいろいろあるけど、まあそれも色々と楽しいのだ。
今日は街で半日仕事なので、こうやってゆっくりブログを書くヒマもある。
仕事で専門学校の地質工学とでもいうのか、実際に地面を掘って調査をしている会社へ行った。
そこでは自分が住んでいる付近の地層のサンプルを見させてもらった。
地下20mの地層なんてのは、普通の生活をしてたら絶対に見ることの無いものだ。
これまた経験。
明日はまたスキー場。
そして今週末は再びテカポへ高校生を連れてスキートリップ。
もうしばらく忙しい時が続く。



このバスは普段はダーフィールド近辺を走っているスクールバス。人数が多い時にはこれを借りる。



ツアー初日のテカポ。この日は綺麗に晴れたが、嵐が近づいていたのが分かっていた。



翌日はスキー場はクローズ。なのでマウントクックまでドライブ。



除雪をしてくれたので、なんとか走れた。



まあ、こういうこともあるよね。



プカキまで戻れば、雪は止んでいた。



テカポもその晩から雪になり翌朝は雪景色。



テカポから帰ってきて、翌日は休み。そしてパウダーときたら行くしかないっしょ。



気心知れた人と行くスキーは楽しいのだ。



雲の具合が幻想的でまた好し。



絵になるのお。



ブラウニーとアレックスとも合流。駐車場バーベキューでビールをご馳走になった。



翌日、仕事に戻り、ポーターズへ。風が強かったので早上がりして、みんなで記念撮影。



日替わりで色々な景色が通り過ぎていく。
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8月12日 Craigieburn

2019-08-13 | 最新雪情報
週末に大雪が降り、どこのスキー場も喜びの声をあげた。
仕事が休みだったので、プライベートでクレーギーバーンへ向かった。
新雪というわけでスキー場は大賑わい、チケットオフィスでもロープトーでも行列ができた。
気温が高く、日当たりの良い斜面の雪はすぐに重たくなったが、陰になる斜面の雪は軽いパウダーだった。
8月に入り雪もまとまって降り、これからが冬本番である。




町から山へ行く道から見える山に朝日が当たる。



峠を越える国道脇にも雪が積もった。



チケットオフィス前の混雑ぶり。みんなワクワクしながらオープンを待つ。



本日の一本目。ここに来るまでのトラバースは、ドロップインしたくなる衝動を我慢する。



美味しくいただきました。



ミドルベイスン の上からは急すぎて先が見えない。行ってみないとどうなっているか分からないのだ。



トップトー乗り場の行列。



ミドルベイスンを滑る人が豆ツブのようにみえた。



駐車場もこの有様。出る時はどうするのだろう、と思うのだが、何とかなってしまうのがクラブフィールド。



ここでもランチは駐車場バーベキュー。ラグビーワールドカップを見に行くというオヤジと友達になり、昼飯をご馳走になった。



最後の一本はバックボールのお一番奥。雪が一番良さそうな所を狙う。



一番雪がいい所を滑るためにハイクアップ。




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8月2日 Porters

2019-08-06 | 最新雪情報
週の半ばにまとまった雪が降った。
どこのスキー場も40〜50cmぐらいの降雪量だろう。
やっとオープンしたクラブフィールドもベースの上に雪が積もり、いよいよ冬本番である。
ポーターズも土曜日、天気は晴れ、そして新雪と好条件が重なり賑わいを見せた。



アバランチコントロールの為、山道は一時的に閉鎖。長蛇の列ができた。



スマイリーズ ツアーズも8月に入って忙しくなってきた。この日はバス2台と車1台。



ビッグママの入り口からの景色も冬化粧。



知り合いが娘を連れてビッグママを滑っていた。うちの娘もこれぐらいの時に学校をさぼって連れてったなあ。



スマイリーズの末っ子ジョージ、なかなかのイケメンである。バスの運転、ソーセージ焼き、リフト係員、インストラクター、何でもこなす。



旨そうだな。今度ブロークンリバーでバーベキューをやらせてみよう。



雪は風で締まった雪だが表面はスムースで、なかなか良い。



裏の景色も下まで雪があると、いっそう綺麗だ。



スキーをしない人の為にそりコースもあり。
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