あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

8月28日 Porters

2023-08-30 | 最新雪情報
夜のうちにさらに降雪があった。
寒気がなだれ込みかなり低い地点から雪となった。
山道は全車チェーン規制。
この日のポーターズは快晴だが気温が上がらず、日当たりの良い斜面でも雪が緩まない。
スキー場の気温は日中でもマイナス8度ぐらいだろう。


山頂付近は雪が良いので圧雪跡も美しい。


平日は駐車場のスタッフものんびりと仕事をする。


誰もいない山頂でたたずんでみた。


バックカントリーの調子も良さそうだ。


クライストチャーチ方面から見ても、山の裾野まで真っ白だ。


ビッグママはこの日は開かなかったが対面のブラフフェイスは開いた。
写真は同行したイトーさん。かっこいいね。
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8月27日 BrokenRiver

2023-08-30 | 最新雪情報
多少の降雪があったブロークンリバー。
今年は出だしが遅かったものの、その後はきっちり冷え込み雪の状態は平年並みといったところだ。
この時期に雨が降ると、一発で雪が溶けてなくなってしまうが今年は大丈夫そうだ。
天気予報では崩れる話だったが、大して崩れもせずに時々日が差すまずまずの天気。
シーズンも中盤を超え、どこのスキー場も落ち着いた状態である。


日当たりの良い斜面から雪が消えていくが、ここはまだ大丈夫。


パーマーロッジは今日も賑わっている。


クラブメンバーの犬。ご主人様が滑りにいくと一緒について行く。


今年はケアもこの山に戻ってきた。

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8月18日 Porters

2023-08-19 | 最新雪情報
7月は雪不足で散々だったが8月に入り冬本来の姿となったニュージーランドのスキー事情である。
数日前にも10cmぐらいの雪が降り、パウダージャンキーが食い残した新雪があちこちに残っている。
日当たりの良い斜面は溶けて凍ってを繰り返すが、反対斜面は雪が良い状態のままで残る。
この日は学校が休みの所が多く、子供と家族連れが多かった。
仕事で行ったのだが、お客さんは昔コロネットピークでバスドライバーをしていた爺ちゃん。
同じ時に僕もそこで青春時代を過ごしたので、昔話に花が咲いた。


無風快晴、雪は上々。スキー場に子供達の喜びの声が響く。


初心者がスキーを習うのにも、雪質は良い方が上達も早い。


この前日はマウントクックへ行き快晴だったが、今日もいい天気である。だが遠くから雲がわき始め天気は下り坂だ。


クライストチャーチ方面も快晴


娘のミユキが仕事休みだったので一緒に滑った。友達サムの子供ワタルの面倒をみるミユキ。それにしても派手なスキーウェアーだなあ。

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8月15日 Mt.Lyford

2023-08-16 | 最新雪情報
毎年1回はライフォルドを訪れる機会がある。
クライストチャーチからちょっと遠いので、日帰りスキーをするにはちょっとしんどい。
コースも上級コースは少なく、どちらかといえば中級向けのスキー場でガンガン滑る人には物足りない。
だがこの山にはこの山の良さがあり、僕が好きな山の一つである。
それは地形であり土地の場所であり、地域社会の中の存在であり、人であり犬である。
クラブフィールドとは違い、形態は会社なのだが家族経営のスキー場でオーナーの人間性がスキー場に現れている。
オーナー親子とは顔馴染みで、行けば挨拶を交わす仲なので良くわかるが、一口に言えば典型的な田舎のキウィのおじさんだ。
自分で出来る事はなんでも自分でやるという、開拓者精神の塊のような行動力で作り上げたスキー場とも言えよう。
ある意味、時代の波から取り残されたような、古き良きニュージーランドという雰囲気のスキー場である。
この日のお客さんは地元の高校生。
ほとんどの子供の家庭は牧場か農場だろう。
その証拠にほとんどの子供が黒いガンブーツ(長靴)を履いてやってきた。
観光地とは程遠い、ニュージーランドの素顔に浸ったような1日だった。
こういう仕事も素敵だな。


牧場の生活が犬とは切り離せないように、このスキー場も犬無しでは語れない。犬たちもスキー場スタッフの一員なのだ。


フルヌイカレッジのあるハワードンには初めて来た。想像以上に何も無い街だった。


7月に予定していたスキー授業が雪不足で延期となり、今回の運びとなった。みんな楽しそうだ。


小屋の中にはトラクターのエンジンがあり、それでロープトーを回す。


ロープトーに乗って山頂へ。


山頂からは太平洋が一望できる。ニュージーランドにあるスキー場では一番海に近い山だ。海岸まで直線距離で20キロ。


犬の名前はステラ。この椅子がステラの指定席だ。子供達が来て次々に頭を撫でる。犬も子供も幸せそうだ。


去年来た時から新しいロープトー小屋ができていた。聞くと今までポマーリフトに使っていたモーターをこっちで使うようにしたとのこと。


荷重がかかる場所にはアーチ型のトラス式支柱。こういうタイプの支柱も今ではほとんど見ないな。


オーナーは麓からお客さんの送迎もする。4WDハイエースにこのチェーンを4つ装着。無敵だな。


1日の終わりにみんなで記念撮影。こういう出会いも一期一会。




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8月12日 Broken River

2023-08-14 | 最新雪情報
久しぶりの休みだったが、雪が良くて天気が良いとなれば山に行く。
娘のミユキの仕事が休みということもあり、父娘でブロークンリバーへ出かけた。
土曜日、快晴、雪も良いとあって、かなりの賑わいをみせた。
雪質はクレーギーバーン同様、良い状態で裏のアランズベイスンでもパウダーが残っていた。
必然的に娘に山の地形や雪のことを教えることとなる。
娘はこの山で育ったようなものだが、しばらく山から遠ざかっていた。
そして再びこの山に戻ってきて、娘なりに感じることもあるであろう。
親バカな親父としては嬉しくないわけがない。
ただバカ親とならぬよう、子供の生き方に関して必要以上に口を出さぬように気を付けるのである。


アランズベイスンを下から見上げる。・


メイントー乗り場。


リッジトーの滑車の交換。


全部オープン。


リッジトーの山頂。


朝のアクセストー乗り場。


ダブルボール。雪が降ってから二日経つがまだまだパウダーが残っている。


今日のランチは焼きおにぎりとハンバーグ、ビールのおつまみにベーコンも焼いちゃう。


帰りは大きくトラバースして、踏まれていない斜面を滑って下る。


最後は川を渡って山道に戻る。





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8月11日 Craigieburn

2023-08-12 | 最新雪情報
アメリカからのお客さんを連れて今シーズン初のクレーギーバーン。
アメリカのスキー場でスキーパトロールをしている5人組である。
彼らはクレーギーバーンからブロークンリバー、さらにチーズマンまで尾根伝いに移動する。
本当はその先のオリンパスまで行きたかったが宿が取れなかったそうだ。
先日の降雪そのままパウダーバーンがあちこちに残っている。
これぞクラブフィールドの醍醐味。
雪質もベースの硬さも良好。
遅れてやってきた冬はまだまだ続く。


初めてのロープトーでワクワクドキドキ


一番下からは上の様子が見えないので、あの上はどうなっているんだろうとこれまたワクワク


こちらのスキー場は境界線のロープはない。立て看板が一つあるだけだ。


降雪から1日経ったけどまだまだパウダーは残っている。


広大なミドルベイスンもオープン


一番上のロープトー乗り場。


お昼時のロッジはひたすらにのどかだ。


奥へ行けばまだまだパウダー。滑っても滑ってもパウダー。


名物の森コース。夏の間に造成をして幅が広くなり滑りやすくなった。


ロッジの壁には懐かしいスキーが貼り付けてあった。


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8月10日 Mt.Hutt

2023-08-11 | 最新雪情報
今回の嵐は、あっという間に来てあっという間に過ぎ去った。
まるで駆け足のごとく、山に雪を降らせて去っていった。
マウントハットでは20〜30cmぐらいの新雪。
気温も下がり雪はそれなりに良いのだが、いかにせんベースが硬い。
ツルツルのアイスバーンの上に新雪である。
雪が硬いとかいう話ではなく、エッジが全く立たない完全な氷なのでトラバースをしようとしても滑落してしまう。
吹き溜まりのところは気持ち良く滑れるが、そこからトラバースができない。
オフピステはそんな状況である。
それでもトップアップ30cmは嬉しい。
遅いスタートのシーズンだったがここへ来ていつもの冬の姿になってきた。


新雪は30cmぐらいはあるかな。


そして一発目をいただきました。ご馳走様。


トリプル付近も綺麗な新雪。


お昼頃、残っているのはあそこかな。


とりあえずトラバースで一番奥へ。そしてドロップイン。


この景色を見ながらゆっくり滑るのもよし。

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8月7日 Porters

2023-08-09 | 最新雪情報
雪が降り、どのスキー場も上から下まで滑れるようになった。
だが全面オープンというわけではない。
オフピステはガチガチに凍りつき、日陰の斜面はとても滑れる状態ではないのでクローズ。
日当たりの良いビッグママは、お昼頃になり雪が緩むとオープンとなる。
普段なら日陰の斜面は雪が良い状態が続くのだが、雨が降ったりして凍りつくとアイスバーンの状態がいつまでも続く。
この後に数センチの降雪があり、さらにこれからも雪が降る予報なので、期待が膨らむ。
雪がない時には雪が降らないかと望み、雪が降った後でも雪が降らないかと望む。
スキーヤーとはつくづく貪欲な存在である。


今年もこの場所に戻って来れた。全ての物事に感謝である。


スキーパトロールがバケツを持って巡回しながら小石を拾う。


オフピステはガチガチ。こういう時に圧雪車の存在はありがたい。


マウントハット、ラカイア川、カンタベリー平野、そして太平洋。


知り合いが下から上がってきたので挨拶を交わす。

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8月3日 Broken River

2023-08-05 | 最新雪情報
シーズン2回目の嵐が去った。
前回のまとまった降雪でベースがほぼ出来上がった上への30cmほどのパウダーである。
嬉しくないわけがない。
ちょうど仕事も休みだったので、いそいそとブロークンリバーへ出かけた。
去年までは倒木でレールが歪んだトラムも復活。
こうなると日帰りスキーも楽になる。
今年はお客さんも多くなることだろう。
普段の冬の天候サイクルだと1週間ごとに高気圧と低気圧が入れ替わり、週に1回ぐらいは雪が降る。
今回のストームでどのスキー場も全面オープンできる状態となった。
8月、一番忙しい時期に間に合って良かった、というのが本音である。


雪の質、量ともに満足の仕上がり。


この日は裏のバックボールは開かなかったが、パトロールが着々とオープン準備をしていた。


ロッジの辺りも雪がたっぷり。本来の冬の姿だ。


みんながロープトーを使って滑る中で黙々と一番下から歩いて登る人もいた。


帰りは滑って駐車場まで。


森の中に吸い込まれていく感じが好きだ。
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