あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

9月2日 BrokenRiver

2020-09-03 | 最新雪情報
待ちに待った雪が降り、ブロークンリバーが開いた。
僕は30年以上この国の冬山で滑ってきたが、今シーズンは今までにない雪の少なさだった。
これはこの国に限ったことでなく世界中で『今までにない』事が起こっている。
自然界のことだけでなく人間社会でもだ。そういう世界の中で僕達は生きる。
ともあれ、雪が降った事は嬉しい限りである。
しかも雪質は上質の軽いパウダー35cm。
新雪の中を滑っていると、自分が舞い上げた雪が顔にかかることがある。
これは雪質、斜面、スピードといったような条件が揃わないとできないのだが、10数年ぶりに味わうことができた。
ランチのバーベキューは全黒漬け豚肉の生姜焼きに酒粕生チョコ。
バーベキュー大会のライバル、ジョック爺さんがレシピを聞きに来るほど良い出来だった。
季節は春だが、やっとブロークンリバーのシーズンが始まった。


誰が作ったのか、小さな雪だるまが座っていた。駐車場は満杯だ。


昔はグッズリフト、今はトラムと呼ぶ。やっと認可が下りて3年ぶりに乗れるようになった。


トラムの定員は6人。リフト待ちが嫌な人は30分歩いて登る。


通称『天国の階段』の周りも雪が積もった。


天国の階段を登りきると、楽園が見えてきた。


キングスウッドのスキーメーカー、アレックスとも久しぶりに会った。


リッジトーのリフト待ち。


35cmの底付きしないドライパウダー。


パーマーロッジに来ると、やっぱりここが自分のホームゲレンデだと思うのだ。


宿敵ジョック爺さんとマリリン婆さん。


アランズベイスンが開くのを待つ。


フェイスショットを浴びるぐらいのパウダーに写真を撮るのも忘れてしまった。


ロッジに戻って昼飯。これはサムが焼いた鹿肉。僕の生姜焼きはあまりに美味くて写真を撮るのを忘れてしまった。


ジョック爺さんが僕の生姜焼きを食って唸った。


居心地の良い空間とはこういう事を言うのだろう。


最後はアランズベイスンを下まで降り、途中から歩いて下る。今日も良い1日だったな。


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1 コメント

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Unknown (ヨシオ)
2020-09-03 18:31:58
いいですねえー 僕もこの雰囲気をもう一度と言わず何度も味わいたいです。日曜日行こうかな。
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