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ここまでできた。ボディにはまだ手を付けていない。
シャーシ側でまだ制作しているものがあるためだ。
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それがこれ、バンパー。
サスペンションとボディの隙間は20mm。シャーシとボディの隙間は30mmほどになる。
このMF-01Xシャーシのバンパーにもショートノーズ用のプラスチックバンパーが標準で着いている。始まりのボディがSUZUKIのサムライ(ジムニー)で、このボディはショートノーズなので、そこまでの企画の展開が考えられてなかったようで、ロングノーズ用にも対応できるように、2種類のバンパーが付いていたらと思う。
それでボディとプラスチックバンパーの隙間に、スポンジをつけることになる。つけるのはプラスチックバンパーかボディ側にスポンジを貼るのだが、エスコートはロングノーズボディなので隙間が広く、プラバン側にスポンジを積層に貼って、インシュロックで固定させるとか、ボディ側にバンパー素材を高く貼ることになる。ぶつけた時、プラバン側に貼ったものは外れてお辞儀したり、ボディ側に貼ったものは噛み違いのように上下にずれたりして、バンパーの機能どころか、走行に支障をきたすときがある。
ボディはメッシュとシューグーでしっかり補強はするつもりだが、それだけではやっぱ片手落ち。ボディは長く使いたいので、バンパー機能する様なパーツを作った。
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今回はこれが活躍した。
ポンチ棒とケガキ棒。
左の先が尖ってるのがケガキ棒。100均でポンチ棒として売られていた。これだけ先が尖っていると、ポンチとしては使いにくい。これはどう見てもケガキ棒だと思ったW。ケガキ棒は金属表面やプラスチック表面にキズをいれて、しるしをつける。マジックでも良いのだが、精密なものを作る時、定規を当てそこでしるしを入れた時、どうしても先端のフェルト部分が浮いて、わずかにずれるので、すこし向いていない。
右の先が少し鈍角なものがポンチ棒。こちらも100均で売れらていたもの。こちらはもポンチとして売られていた。
ドリルの刃先はアルミだと滑ってずれやすい。ポンチで打刻してから、ドリルの刃を当てると、ずれにくい。
今回うまく採寸ができなかったので、現物から直接採寸となった。アルミに基準の線をケガキ棒でひいた後、その線に実物のプラスチックバンパーを合わせて、ネジ穴にポンチ棒を突っ込んで打刻したら、すごく正確に穴をあけることができた。
タミヤのねじは3mmネジがよく使われる。その為ネジ穴は3mmぐらいのがあいている。このポンチ棒の先端の部分がちょうど3mmなので、ネジ穴にぴったり合って都合がいいというのも精度が出る要因だった。
ケガキ棒は他にも活躍。穴をあけたアルミのアングルと、実物のプラバンをねじ固定して、プラバンの周囲をケガキ棒でひっかいて印をつけ、アルミアングルの周囲を削り、削りの調整回数を減らせれて、作業の手間がずいぶんと省けた。
このポンチ棒とケガキ棒は、ダイソーで7~8年ほど前に買ったのだが、今は棚にない。購入した店舗に予備のために買いに行ったのだが、見つけることができなかった。まだどこかの店舗には残ってるのかもしれない。
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制作した、バンパーのブラケット。
メカデッキの時に余った薄いアングル材を加工。
これの製作に時間がかかった。4個ほど制作失敗。精度がいるらしく、けっこうシビアに作らないと収まらない。
バンパー材の取り付けに、昔取り付けて走行させて壊れて使わなくなった、サイドパーティメーカーのクロスの京商のGP10シリーズのダンパーセットのパーツだと思う。スポンジ貫通の棒と、スポンジ抑えのボタンみたいなパーツだけが残っていたので、それを使用。
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完成と思ったのだが、バンパースポンジの棒をもてあそんでいたら、固定部分が薄いアルミアングル材のせいか曲がりやすい。アルミだから金属だから、薄いので曲がる。剛性が少しばかり足らない。
脆弱なので剛性強化のため0.8mmのカーボン板を下側に、接着面を紙ヤスリで荒らしてからエポキシ接着剤でくっ付ける。
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ライトを塗装で再現してみたのだが、どうしてもうまくいかない。
A4サイズで10色というステッカーセットをアマゾンで見つけたので注文。着弾したらさっそくボディ製作に取り掛かろう。
そのあとはメッシュとシューグーでボディの補強をして完成。
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