王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

久々の北京 その2

2007-06-10 07:23:08 | 海外
滞在中北京の気温は朝23度白昼36度と凄い暑さでした

朝は5時半頃から日が高く上ります でも太陽は霞といえば上品ですがどうも細かい土埃とスモッグで遮られているようです
ですから写真で見ると街中の風景もこんな感じです レンズを通すと空気の汚れが判りやすくなります 上の写真と下のは多分前門(チェンメンの正陽門です



人民大会堂もこんな感じでかすんで見えます



さて中国政府が北京オリンピックのため力を入れていると思われる事が地域の再開発や交通の管制そしてトイレの整備などでしょう
天安門広場の南部に前門という下町の商店街がありました そこで2-3買い物がしたかったのですが、胡同(フートン)と呼ばれた昔ながらの家並みも1970年代に建てられた古いビルも全て取り壊された再開発中です

 
中ではほこり防止の為、水撒きをしています
                     

丸の内ビル再開発地区以上の広さの地域が取り壊されなにもありません 外を囲む化粧板の説明から一部が高層マンションに一部に胡同の町並みが再現される様ですがオリンピックまであと一年突貫工事が必要でしょう。建築には素人ですが高層建築の完成にはとても無理で「再生胡同(フートン)」だけでも仕上げて観光効果を狙うのかもしれません

古い違法建築の小さな建物を撤去した後には広い道路が出現します
その一部はグリーンベルトが作られ作業員がせっせと芝を張っていました



中にはお花を植えたりしています とても綺麗ですよ 
                                  

今は毎朝市の散水車がきてジャブジャブ水を掛けています。 秋まではそれで良くても冬はどうするのでしょう 零下10度にでもなったらお花は枯れ死でしょう
そうなったら来春植え替えですかね どうでも良い事ですが

さて皆で渡れば怖くない。 中国式道路横断法ですが近頃は大分規制が強いようです 市内の主要道路は横断禁止の柵が結いまわされました。主要信号の間は手動式の横断歩道が設けられそこを渡るようです

                    

これ迄小さな十字路では車と人が適当に折り合いを付け走ったり渡っていた事が「信号優先」になって安全と言えば安全ですが車は停車の機会が増え市内の交通は時間が掛かりそうです
大きな交差点に白バイ警官が出て「赤信号で渡る」若い娘達を「お前たち赤信号で渡ったら駄目だろー」見たいな事言いました。娘達はキャーキャー言いながら信号待ちしてましたよ こんな風景ここ10年来初めてみた そういえば信号の要所に「交通管弁(整理か監督程の意味か)」とのロゴの入ったお仕着せのオレンジのチョッキや水色の長袖シャツを着たおじさん達が出て結構マジに無法(赤信号を無視する)通行人を指導しています 以前はボランティァーに見えましたが最近は「官の権威」もある様に見受けました
        
さてさて西単(シータン)の繁華街では警官が商人を捕まえて何かを言っています
どうやら「5-6個の10キロプロパンボンベ」を運んでいる途中らしいのですが、危険物に指定されていてテロ防止の為、市内の繁華街に持ち込み禁止の様です
 警察の回収車が来て積んで行きました 
               
                         

真ん中左のおじさんがボンベ(おじさんの右前)を取り上げられました

今日の話はここまでにします
                              
コメント
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