王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

脱北者 4人 深浦に漂着

2007-06-03 06:28:47 | 社会
「韓国に行きたい」と供述 漂着男女、北朝鮮清津を出港(共同通信) - goo ニュース

近頃の事件や騒動は地図を見ながらだと理解しやすい事がある
昨日早朝青森県の深浦港に脱北者と見られる朝鮮人が4人漂着したと昼頃のニュースで知った
ラジオで聞いたもので「青森県深浦」がどこか直ぐ調べた
「深浦の皆さん」御免なさい

次いで「清津(ちょんじん)」の方も。東海岸の大分北の方だよ
直線にして800キロメートルほど有るだろうか

情報が小出しで全体がわからないが話の一部では「ヘリコプターが朝鮮語で誘導してーー」なんて言っていた時も有った
燃料の関係もあるから「エンジンを常時掛けているかは不明だが自力で深浦港に入れば漂着でもあるまい」と思った。 「漂着」とは帆も櫂や艪も使えず、エンジンが付いていても壊れたか燃料切れで海を漂った末、海岸に流れ着くか、海岸付近で発見され漁船や海上保安庁の巡視艇に曳航されて港にたどり着く様な状態を言わないか?

政府や県警は「恐れていた北の難民がついに漁船を仕立てて日本を目指し無事到着!」なんて間違っても言いたくないであろうから「漂着」なんだろうね

洩れ出てくる話も「韓国を目指したけれど警戒が厳重で」とか「韓国へ行きたい」そうだ。言葉の問題もありそうだろうと思うが「日本に是非定住したい」といわれたら安倍総理はどうするだろうか?

地図を見ると「深浦と清津」はほぼ同経度--指を横にずらしてゆくと行き当たる
これを見る限り一気に日本を目指したとは考えにくいが「ナホトカ-横浜航路」や「ナホトカ-新潟航路」はこの漁船の航跡に近い。潮や風の加減が良いと案外たやすいのだろうか? 判らない。 深浦の漁師さん?はあの大きさの船(7.3メートルX1.8メートルX1メートル)で海がシケたらあっという間に転覆だそうだ
でも無事着いてしまったのである

幸い武装難民でなかったので「大捕り物」にならなくて良かった、良かった
北に有事が起こると南に難民が出る その余波で50万人とも100万人とも言われる難民が北九州、山口・島根・鳥取辺りの日本海にたどり着くと言われていた
そうなると北からじかに日本に漂着する難民がありうる事が証明された

煩わし事であるがそんな時どうするのか 頭の体操程度にしてもチラッと考えておく良いきっかけになった

共同通信:
青森県深浦町沖に、木造船で漂着した北朝鮮から脱出したとみられる男女4人は2日、県警などの調べに対し「5月27日に北朝鮮の清津から出港した。韓国に行きたい」などと話した。動機を「生活が苦しかった」と供述。薬のようなものが入った瓶を所持しており「毒薬だ」と説明している。4人は、50歳代後半の男性と60歳代前半の女性の夫婦、20歳代と30歳代の息子2人の家族だと話している。
写真:乗ってきた船
コメント (3)
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