王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

渋谷の温泉施設 「シエスパ」 爆発事故

2007-06-20 06:43:58 | 社会
設備の安全管理は外部業者任せ?渋谷・爆発事故の社長会見(読売新聞) - goo ニュース

たまたま昨日渋谷の温泉施設「シエスパ」の爆発の速報と夜分になっての会社の記者会見の場面をTVで見た
爆発現場は花火工場が爆発した時の様に内側から外に物が飛び散っている様子が伺われる。爺は素人だがこれは「メタンガス」の様な天然ガスに引火して爆発したのだろうと思った。今までも東京都や千葉県で何回か天然ガスの爆発でないかとされる事故が起きている。原因はいずれ警察や消防により突き止められよう

それにしても地上2階(3階とも、ロフト部分でもあるか)地下1階の建物が全壊してしまい建屋の中の従業員3名死亡、重傷が通りかかりの男性1名と従業員2名という事でなくなった方には申し訳ないが、巻き添えで人身事故が多くなかったのは不幸中の幸いであった。

記者会見に際し、この温泉施設「シエスパ」の親会社はコーヒーサーバーとコーヒーを供給する会社の「ユニマット」と言うではないか
爺もサラリーマンの頃はお世話になっていたと思う。近頃は飲食業やホテルはては温泉施設での美容にまで手を広げていたのであろう

その目で見ると社長は30歳代の女性、支配人が50前後のやはり女性である
多分社長は雇われで代表権もないのかもしれない
爺が社長挨拶に違和感を持った事がある。 社員の不慮の死を悼むのが先で、通行の方の重傷に対するお詫びと見舞い、近隣の方への多大な迷惑を謝るのは後になった。本当は後の方が先でなかったか?
まさに彼女にしてみれば「身内の従業員が亡くなった」事に最大の関心が有ったのであろう。この程度に人であるから「親会社は顧問弁護士を付けて会見する」とか「もう一つ上のユニマットの責任者が一緒に出席する」方が危機管理としては良かったのでなかろうか?
次の場面では「社員が手分けして近隣を詫びに回っている」写真を写していたがこの人達は「被害査定や交渉のプロ」に見受けられた。
素人っぽい「社長の記者会見」と「玄人風の社員の近所周り」と凄く落差を感じた

コムスンの折口社長でないが、ユニマットもなにぶんの話が出るのか出ないのか爺は興味津々として続報を待っている。
お亡くなりになった犠牲者には哀悼の意を表します。 又怪我をされた方の一日も早い回復を祈念申し上げます

読売新聞:
「シエスパ」を運営する「ユニマットビューティーアンドスパ」(東京都港区)側は、19日午後9時前から記者会見し、シエスパ支配人の木村由美子取締役(50)は、「若いお嬢さんを亡くされた親に申し訳ない思いでいっぱいです」と、涙ながらに謝罪した。

 しかし、事故が起きたことについて、宮田春美社長(39)は、「法令を順守しており、逸脱はなかった」「安全上、問題はなかった」と強調した。

 会見には、宮田社長と木村取締役が出席。2人は会見の冒頭で謝罪の言葉を一気に述べて頭を下げると、そのまま1分間近くうつむき、涙を見せた。

 着席後、宮田社長は用意した紙を見ながら、死亡、負傷した従業員の名前を、声を詰まらせながら読み上げた。説明の途中で涙が止まらず、テーブルに顔をうずめる場面もあった。
写真:爆発現場
コメント (6)
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