王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

久々の北京 その3

2007-06-11 05:11:45 | 海外
さて前門(チェンメン)では買い物が出来なかったので市内あちこち移動しました

移動にはバスやタクシーそして地下鉄に意図的に乗りました
バスとタクシーが綺麗になった事は初めに書きましたが、いろいろ仕掛けも新しくなっています。
車站(チャージャン--停留所)が判りやすくなりました


少しは判りやすくなりました。 「招工(アルバイト募集)」とか書いた紙が張ってあって行き先が見えないなんて事はさせない様です

バスの中もプリペイドカードが主流の様で手すりについている電子機器にカードを翳すとピーと鳴って支払い終了です。爺たち旅行者はもちろん現金払いですよ
下の移りの悪い写真がカードです。日本のクレヂットカードと全く同じ大きさです 定期券も似た機能を持っているようです



さて昼になって外の「家常菜(ジァチャンツァイ--家庭料理)」の看板の出ている普通の店に入りました。
おつまみに昆布の細切り 6元(1元=17円位)これは堅くて美味くない、豚の肋肉細切りと野菜炒め これも堅くて美味くない 14元、豚腰花(豚まめ)ピーマン炒め 18元 これは美味いけどピーマンが辛い これでビールを飲みました 気温が高く空気が乾燥しているのでビールが美味しいですよ
爺の知っている10年前の倍、数年前の相場の5割は上がっている気がしました
そういえば鶏卵は1斤(500グラム)2元ほどが最近では4元と倍、豚肉が1斤10元が14元でまだ値上がりしているとこぼしていました 出稼ぎで北京にいる労働者や近郊の百姓、勤め人には辛いようです。出稼ぎ労働者が安物の「有害ラーメン」を食べて中毒死する背景がこの辺りにありそうです


     

さて入るものが入れば出る話もあります 
街中からは汲み取り式のトイレは姿を消しつつあります 水洗式に切り替わり有料が無料になりつつあるようです
それでも民族の文化は牢固として変わらない所があるなと爺は思いました
街中で水洗トイレとおぼしき無料トイレに入ってみました
下の写真は大の方です

       

さて一見JRのトイレにも見劣りしない感じです。手前が入り口、こちらに向いてしゃがみます。 2枚目の写真をよーく見てください
そう前面には扉が無いのです。 奥にも2室有りますから人が前を通る訳
貴方は落ち着いて用が足せますか? それと左右の壁は屈んだ姿勢の頭の上までしかありません。用が済んで立ち上がりベルトを締めるとき、隣の人の頭と背は見えるのです

爺は慣れましたが、初めての方は出る物もでないかも? でもそんな恥ずべき行為ではないのですよ!

昨晩のNHKで北京に水を送る為、村人の目の前に水をたたえる(雲州?)ダムの水を農耕用に使えず農民はスイカを作る事も出来ず難儀しているルポを流していました
この水洗トイレの水も緑地の水遣りも裏では「北京オリンピックの為、無理をしている事が良く判りました」
今日はここまで
コメント (2)
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