王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

参議院選 1週間遅れに

2007-06-22 06:02:36 | 政治
参院選、1週間遅れに 公明代表、会期延長に同意(朝日新聞) - goo ニュース

手続き上、どうすると会期延長になるのか爺は知らないが、今国会の会期が12日間延長となった
既にTVでは政治評論家が「参議院選を前に会期延長すると与党は負ける」とのジンクスを述べていた。平成元年の竹下内閣(消費税率とリクルート事件)後の宇野(宗佑)内閣(女性スキャンダル)平成10年橋本内閣(消費税率引き上げ)で総理大臣交代であったと。そういえばそんな事があった。

さて今回は「閣僚の相次ぐ不祥事や自殺」「年金に対する社保庁のいい加減さ」に対する国民の怒りをやり過ごすのか交わすためか「安倍総理が延長を決断」と聞いている。勿論「公務員の天下り防止」他、山積する法案を片付け、参院選でその実績を強調する為でも有ろう

さて安倍氏とお友達のアパグループの不祥事、コムスンの折口氏のいかがわしさ(今朝のニュースでは介護に続き人材派遣でも200円/人のピンハネを2年分返すとか)もっと遡ればホリエモンの腹心の野口氏の怪死とか---初めは彼を貶める三流ネタかと思ったがそうでも無い事が、爺にも判ってきた。

もっと身近で確かな事だけで怒れば「今年度の住民税が又値上がりした」加えて「健康保険料に加えて引き去られる介護保険料のいい加減な使われ方」爺も含め廻りの知人は皆怒っているぞ

20歳の若者から年金負担を強制しているのであるから:
「安倍氏はその世代が年金を受け取る45年後に明快な展望を示さなければいけない」
「年金支払いの個人データーさえ管理されていないのに年金の原資はどうなっているのであろうか?」
「あいかわらず社保庁の経費は掛け金から引かれているのであろうか?」
「行政府の言う事を聞かない官遼と公務員!」
「年金どころか狭義の借金680兆円の国債残高を如何に整理するのか?」
詰まる所この辺りを語らぬ安倍氏に国民はどう反応するか?
たまたま「小泉前総理の郵政選挙」で衆議院多数を得たのだけれど、それは国民が「憲法改正を優先順位第一番でやってくれ」と頼んだ訳ではない
小泉氏は「改革続行なのか守旧なのか?」を問うべきを「郵政改革に賛成か反対か」と判りやすいと言えば判りやすい訴えで国民をはぐらかした。国民ははぐらかされた。

「尊王か攘夷か?」でなく「開国か鎖国か?」と問えば江戸末期の不毛な混乱は2年ほど避けられた。 「改憲かアジアの孤児(米国に見放される)か?」でなく「民生の再生か(国債の処理か)守旧か?」と問えば国民多数の意見を集めるであろうに!

12日間で国民が騙されるか、もっと冷たい目をするのか?
爺は投票に行きますよ。自民党が参議院で過半数割れして衆議院解散、衆議院でも過半数を割っていよいよ自民党と民主党の一部が割れ新党結成、そして歴史の駒が一つ前に進むか? どうなるでしょうね。真夏の夜の夢は国民に良い夢でしょうか
楽しみです

朝日新聞:
政府・与党は21日、国会の会期を7月5日まで12日間延長する方針を決めた。22日の衆院本会議で与党の賛成多数で可決する。これで参院選の日程は当初予定より1週間遅れ、7月12日公示、29日投票となる。また、与党は積み残された社会保険庁改革関連法案と年金時効特例法案、国家公務員法改正案の月内成立をめざすことを確認した。

 安倍首相と公明党の太田代表が21日、首相官邸で会談。首相は、社保庁改革法案や国家公務員法改正案などについて「どうしても成立させなければならない」として、12日間の延長に理解を求めた。太田氏も「いずれの法案も重要だ」と同意した。これを受けて、与党の幹事長らが衆参両院議長にそれぞれ会い、延長を申し入れた。(引用終わり)
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