王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

河野澄子さん死去 松本サリン被害者

2008-08-06 08:48:44 | 社会
河野氏の妻澄子さん死去=松本サリン被害者-14年余意識不明・長野(時事通信) - goo ニュース

松本サリン事件の被害者河野澄子さん(60歳)がサリンの後遺症による低酸素脳症で逝去されました。
14年の及ぶ介護の結果でしたが薬石の効果及ばすお気の毒な事でした。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。      合掌

これで死亡被害者は8名に及ぶそうです。
オウム真理教の一派が松本でサリンを撒いてから14年になるわけですね。

当初は夫の河野義行氏が疑われ「自宅で農薬を調合して」とか「池の小魚が死んでーー」なんて予断に満ちた話が出てきてそれが捜査をミスリードしてオウム真理教への捜査の手を遅らせたと言われています。
今更ながらオウム真理教の残酷さに腹が立ちます。

河野氏は事件当初からTVの前で自分の意見をはっきり発言する方で今回も「澄子さんが全快するか逝去されるかどちらかで(サリン)事件が終わる」と言ってきた様だ。
「これで終わったわけだが寂しくなる。どうなるか(理屈とは別に)不安になる」
との感想を述べていました。
女、男と女のお子さんをお持ちでそれぞれが独立して生活を始めた様子をTVが紹介しました。二親いて子育てするにも大変な時代に「妻の看病と子育て」の二本柱は辛かったろうと思います。
14年は実に長かったですね。
上の娘さんは「母は私が見舞うと判る」と騙りました。人の心の通いあいとは不思議ですね。
改めて哀悼の気持ちを捧げます。       合掌

時事通信:
長野県松本市で1994年6月、オウム真理教が起こした「松本サリン事件」で、第1通報者の河野義行(58)さんの妻澄子さんが5日午前3時4分、サリン中毒で起きた低酸素脳症による呼吸不全のため同市内の病院で死去した。60歳だった。京都市出身。葬儀は7日、近親者だけで行う。

 事件は同月27日深夜に発生。澄子さんは事件以降、14年余り意識不明の状態が続いていた。河野さんが話し掛けると、表情が和らぐなどの変化もあったが、今年6月中旬になり容体が悪化し、介護を受けていた福祉施設から別の病院に緊急搬送された。

 澄子さんは今月4日、医師から余命1週間と言われていた。河野さんは5日午前2時45分ごろ、病院から澄子さんの容体急変の連絡を受け、病院に向かったという。(引用終り) 
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下水道で増水 5人不明

2008-08-06 00:10:16 | 社会
大雨で下水道増水、5人流され不明…東京・豊島区(読売新聞) - goo ニュース

5日昼過ぎ東京都内の局地的大雨で豊島区の下水道工事をしていた6人の作業員の内5人の方が増水した下水管の中の水流に流されて行方不明になりました。
その内1名は3キロ下流の神田川で発見されましたが病院で死亡が確認されました。残りの4名は近隣十数か所のマンホールを探しても目下行方を確認できていません。

何とか無事だと良いのですか。

少し状況が違いますが7月8日?だと思います東京の大田区呑川の下流で工事中の方が上流での集中豪雨でにわかに増えた水量に浚われ1人が死亡しています。
7月末には神戸の都賀川であっという間の増水で5名の方が命を失いました。

いずれも想定を上回るにわか雨というか集中豪雨のせいのようです。

今回も朝から東京周辺はにわか雨とか局地的豪雨の危険が指摘されていました。
事故直前1人がマンホールから出てきて中の作業員に早く出てくるよう叫んでいたとの話しがありました。
普段は足首程度の流水の下水管らしいのですが「膝になったら作業を中止するような指示は出ていたようですが、7月の事故から考えると下水管内はあっという間に逃げるどころでない水量になったのでしょう」

現場から遠い人が考えた作業マニュアル頼りでは現場作業員の命が無駄にされます

夏場の天候急変期には臆病なくらい賢く対処しないといけません。

読売新聞:
5日午後0時15分ごろ、東京都豊島区雑司が谷2の都発注の下水道工事現場で、「マンホール内にいた作業員が流された」と119番があった。

 警視庁によると、マンホール内で作業をしていた6人のうち5人が流され、行方が分からなくなっている。残る1人は自力で脱出した。

 都によると、大雨による急激な増水で作業員が流されたという。東京消防庁は約70人体制で現場付近の下水道を捜索している。

 東京消防庁によると、5人は、現場から護国寺方面に流されたとみられる。当時、現場には作業員計8人がいたという。

 都下水道局などによると、この工事は「竹中土木」(江東区)が請け負い、作業員6人は同日午前からマンホール内に入って、老朽化したコンクリート製の下水道管(幅約2メートル、高さ約1・5メートル)の内側に塩化ビニール樹脂を張る作業をしていた。下水道管の内部に歩道などはなく、雨水と汚水が流れ込む構造になっており、集中豪雨などに見舞われた場合、水量が急激に増える危険があるという。

 同局のホームページによると、現場付近では、事故の約30分前から猛烈な雨が降っていた。

 都によると、この工事は2007年12月に始まった。都下水道局基幹施設再構築事務所には、5日午後0時20分ごろ、「急激な増水により、作業員が地上に上がるのが遅れ、下水の中に流された」との連絡が竹中土木から入った。

 竹中土木の下請けで工事を担当していた「北立建設工業」(東京都千代田区)の広報担当者によると、流されたのは、同社の作業員1人と、さらに孫請けで入っていた都内の会社の作業員4人。

 東京都心では、5日朝から大気の状態が不安定で、気象庁は同日午後0時33分に23区に大雨洪水警報を発令。豊島区周辺では、積乱雲が次々と発生し、1時間に60ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあるとして、低地の浸水や河川の増水に警戒を呼びかけていた。

 都によると、下水道改修工事では、気象庁が雨などに関する警報を出した時点で、工事を中止する規定になっている。今回は、警報は事故が起きた後だった。
(引用終り)
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東久留米ラーメン店主殺し 犯人逮捕

2008-08-06 00:02:26 | 社会
東久留米ラーメン店の中国人元従業員逮捕…店主刺殺認める(読売新聞) - goo ニュース

6月に起きた殺人事件でした。中国系日本人の店主 めったやたら切り 売り上げ金手付かず なんて事件の概要ですから爺でも関係者が犯人でないかと思っていました。

その後の調べでどうも中国人の従業員で2月に解雇された男が怪しいとの事で警察は行方を追っていたようですが地下に潜って追跡は大変だったようです。

報道によれば容疑者の愈欽平(24歳)が東京入管横浜支局に出頭してきた所を逮捕された様です。
密入国なのですから元データーなんて無いでしょうが名前、年齢や指紋とかが手配されていたのでしょうね。
愈は「強制送還で故郷に帰ろうと思った」見たいな事を述べたようです。
上手く行けば「殺人はバレずに帰国費用は日本持ち」で故郷に帰れると思ったのでしょうか?

愈の茶髪に染めた頭を見ると見かけは日本の若い衆と見分けがつきませんでした。


読売新聞:
東京都東久留米市のラーメン店で今年6月、経営者の東山俊之さん(45)が刺殺された事件で、警視庁は5日、中国人で同店元従業員 兪欽平 ( ユキンペイ ) 容疑者(24)を入管難民法違反(不法在留)容疑で逮捕したと発表した。

 兪容疑者は、東山さんの殺害を認めており、同庁は殺人容疑でも追及する。

 発表によると、兪容疑者は数年前に中国・福建省から密入国したが、今月4日、東京入管横浜支局に出頭し、同庁に現行犯逮捕された。

 兪容疑者は、約2年前から同市前沢のラーメン店「壱藤家」で働いていたが、今年2月、勤務態度が悪いとして解雇された。6月28日午前2時ごろ、再雇用を頼みに店を訪れた際、断られたのでカッとなって、店の包丁で東山さんを刺したと供述しているという。

 東山さんは同午前3時ごろ、倉庫内で、胸など三十数か所を刺されて倒れているのが見つかり、病院で死亡した。

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