経済政策重視の布陣、早期解散考えず=福田改造内閣(ロイター) - goo ニュース
福田改造内閣の顔ぶれが決まったようです。2日午前の認証式を経て正式発足との事です。
2-3日前の夕刊紙「小池官房長官?」は有りませんでした。
では新閣僚はどなたでしょう?
ウエブニュースは閣僚一覧が出ている記事が見つからず、このロイターで知る始末です。
ひな壇に並んだ写真と閣僚名は今日の夕刊トップかもしれません。
本来は昨年参院選の敗北で総選挙が王道であったのでしょうが自公に勝ち目が無いと分析してここまで引きずってきた政権です。
海外要因であるサブプラ問題に端を発する米国経済の不調、原油高・穀物高による世界的コスト増に巻き込まれて日本の業界も個人の財布もアップアップです。
農民漁民から悲鳴の出る度に「ばら撒き型の支援策」、財政改革どころか税収減と支出増で2011年度に「基礎的収支の均衡を図る」との目標もギブアップの観測気球を上げています。
従って閣僚を入れ替えたくらいで福田総理と内閣の支持率が上がる事はないでしょう。
麻生閣下が何故幹事長を引き受けたのでしょうね? 総選挙があれば彼が指揮する事になります。次期総裁の密約により火中の栗を拾ったか?
場合によっては自民党総裁で総理になれなかった男の二人目になるか?(因みに一人目は河野洋平氏です)
いま海外から突きつけられているのは「脱石油エネルギーなら原子力か他に何か?」とか「食料自給率の向上、では農地と農民の育成は」の様に小手先でない方針を決めないと対応できない問題です。
昨年参院選敗北後、総選挙をして下野していれば今頃は民主党政権に国民の非難はゴウゴウ、自民党の複権間違いなしの情勢でした。
現実の世界にIFはありませんし過ぎた事は帰りませんからこれからが大切です。
衆院解散して国民の審判を仰ぐ事が大切に思えます。
ロイター:
[東京 1日 ロイター] 福田康夫首相は1日、内閣を改造し、財務相に伊吹文明・前自民党幹事長、経済財政担当相に与謝野馨・前官房長官を起用し、重厚な布陣で経済活性化を重視していくスタンスを示した。
福田首相は会見で「この内閣の使命は政策を実現し実行することだ」と述べ、政策の着実な実行で支持率の回復を図る意向を表明した。同時に直ちに解散を考えるべきでないとし、早期解散の意向がないことをあらためて強調した。
改造内閣の閣僚名簿を発表し、午後9時半から会見した福田首相は、政策実行の重要性を強調するとともに原油高や食料品価格の上昇にも言及。資源エネルギー価格の高騰は、今後もある程度覚悟する必要があると述べた。その上で「物価高と景気低迷という国民経済が直面する困難を解決する決意である」と語った。
町村信孝官房長官も、この日の会見で「経済対策を幅広くとらえ、果断に実行していかなければならない」と指摘し「経済成長率を高め、経済の活力を高めることが非常に重要である」と述べ、経済政策重視の姿勢を示した。
与謝野担当相は国民生活を守るための総合対策を早急に策定する必要があるとしたが「ばらまきはしない」とも述べて、自民党内で期待感が高まっている財政支出の大盤振る舞いにクギを刺した。
また、現在の景気情勢に関連し「一番心配なのは、原料高による物価高である」と述べ、「景気・物価に対して、政府としてできるだけのことをしていく姿勢を持つ必要がある」と語った。さらに戦後最長になっている現在の景気拡大局面について「循環的要因で去年の暮れから景気後退が始まった可能性がある」との見方を示した。
与党内でも大きな意見の対立がある消費税の引き上げ問題で、福田首相は「消費税なしで財政再建は考えられないが、実現時期には様々な意見がある」と述べるにとどまった。伊吹新財務相は官邸での会見で、消費税率の引き上げについて「2─3年あるいは3─4年のレンジでやるべきことを考えていくべき」と述べ、来年9月の衆院議員の任期満了までにある解散・総選挙前に具体的な結論を出さない方針を示した。
一方、連立与党の公明党の中でも、年内の声が高まっている解散問題で、福田首相は「解散を論じるより、今は政策を実行する社会・経済状況」と述べ、早期解散の意向がないことを明らかにした。
あす2日に正式発足する福田改造内閣では、町村官房長官、高村正彦外相、舛添要一厚生労働相、増田寛也総務相が留任。消費者行政担当相に野田聖子氏、国土交通相に谷垣禎一・前自民党政調会長が就いた。
連立与党の公明党からは斉藤鉄夫・政調会長が環境相に就任、経済産業相に二階俊博・前自民党総務会長、法相に保岡興治・元法相、農水相に太田誠一・元総務長官、文部科学相に鈴木恒夫氏という顔ぶれ。金融担当相に茂木敏充・元科学技術担当相、拉致問題担当相に中山恭子氏を充てた。
今回の改造人事では、前自民党執行部の伊吹氏、谷垣氏、二階氏がともに閣僚として処遇された。民間人(非国会議員)は増田総務相の1人、女性は野田消費者行政担当相、中山拉致問題担当相の2人。
認証式は2日午前10時、初閣議は同日正午過ぎから行われる。(引用終り)
福田改造内閣の顔ぶれが決まったようです。2日午前の認証式を経て正式発足との事です。
2-3日前の夕刊紙「小池官房長官?」は有りませんでした。
では新閣僚はどなたでしょう?
ウエブニュースは閣僚一覧が出ている記事が見つからず、このロイターで知る始末です。
ひな壇に並んだ写真と閣僚名は今日の夕刊トップかもしれません。
本来は昨年参院選の敗北で総選挙が王道であったのでしょうが自公に勝ち目が無いと分析してここまで引きずってきた政権です。
海外要因であるサブプラ問題に端を発する米国経済の不調、原油高・穀物高による世界的コスト増に巻き込まれて日本の業界も個人の財布もアップアップです。
農民漁民から悲鳴の出る度に「ばら撒き型の支援策」、財政改革どころか税収減と支出増で2011年度に「基礎的収支の均衡を図る」との目標もギブアップの観測気球を上げています。
従って閣僚を入れ替えたくらいで福田総理と内閣の支持率が上がる事はないでしょう。
麻生閣下が何故幹事長を引き受けたのでしょうね? 総選挙があれば彼が指揮する事になります。次期総裁の密約により火中の栗を拾ったか?
場合によっては自民党総裁で総理になれなかった男の二人目になるか?(因みに一人目は河野洋平氏です)
いま海外から突きつけられているのは「脱石油エネルギーなら原子力か他に何か?」とか「食料自給率の向上、では農地と農民の育成は」の様に小手先でない方針を決めないと対応できない問題です。
昨年参院選敗北後、総選挙をして下野していれば今頃は民主党政権に国民の非難はゴウゴウ、自民党の複権間違いなしの情勢でした。
現実の世界にIFはありませんし過ぎた事は帰りませんからこれからが大切です。
衆院解散して国民の審判を仰ぐ事が大切に思えます。
ロイター:
[東京 1日 ロイター] 福田康夫首相は1日、内閣を改造し、財務相に伊吹文明・前自民党幹事長、経済財政担当相に与謝野馨・前官房長官を起用し、重厚な布陣で経済活性化を重視していくスタンスを示した。
福田首相は会見で「この内閣の使命は政策を実現し実行することだ」と述べ、政策の着実な実行で支持率の回復を図る意向を表明した。同時に直ちに解散を考えるべきでないとし、早期解散の意向がないことをあらためて強調した。
改造内閣の閣僚名簿を発表し、午後9時半から会見した福田首相は、政策実行の重要性を強調するとともに原油高や食料品価格の上昇にも言及。資源エネルギー価格の高騰は、今後もある程度覚悟する必要があると述べた。その上で「物価高と景気低迷という国民経済が直面する困難を解決する決意である」と語った。
町村信孝官房長官も、この日の会見で「経済対策を幅広くとらえ、果断に実行していかなければならない」と指摘し「経済成長率を高め、経済の活力を高めることが非常に重要である」と述べ、経済政策重視の姿勢を示した。
与謝野担当相は国民生活を守るための総合対策を早急に策定する必要があるとしたが「ばらまきはしない」とも述べて、自民党内で期待感が高まっている財政支出の大盤振る舞いにクギを刺した。
また、現在の景気情勢に関連し「一番心配なのは、原料高による物価高である」と述べ、「景気・物価に対して、政府としてできるだけのことをしていく姿勢を持つ必要がある」と語った。さらに戦後最長になっている現在の景気拡大局面について「循環的要因で去年の暮れから景気後退が始まった可能性がある」との見方を示した。
与党内でも大きな意見の対立がある消費税の引き上げ問題で、福田首相は「消費税なしで財政再建は考えられないが、実現時期には様々な意見がある」と述べるにとどまった。伊吹新財務相は官邸での会見で、消費税率の引き上げについて「2─3年あるいは3─4年のレンジでやるべきことを考えていくべき」と述べ、来年9月の衆院議員の任期満了までにある解散・総選挙前に具体的な結論を出さない方針を示した。
一方、連立与党の公明党の中でも、年内の声が高まっている解散問題で、福田首相は「解散を論じるより、今は政策を実行する社会・経済状況」と述べ、早期解散の意向がないことを明らかにした。
あす2日に正式発足する福田改造内閣では、町村官房長官、高村正彦外相、舛添要一厚生労働相、増田寛也総務相が留任。消費者行政担当相に野田聖子氏、国土交通相に谷垣禎一・前自民党政調会長が就いた。
連立与党の公明党からは斉藤鉄夫・政調会長が環境相に就任、経済産業相に二階俊博・前自民党総務会長、法相に保岡興治・元法相、農水相に太田誠一・元総務長官、文部科学相に鈴木恒夫氏という顔ぶれ。金融担当相に茂木敏充・元科学技術担当相、拉致問題担当相に中山恭子氏を充てた。
今回の改造人事では、前自民党執行部の伊吹氏、谷垣氏、二階氏がともに閣僚として処遇された。民間人(非国会議員)は増田総務相の1人、女性は野田消費者行政担当相、中山拉致問題担当相の2人。
認証式は2日午前10時、初閣議は同日正午過ぎから行われる。(引用終り)