王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

太田農水相 辞任を否定

2008-08-27 09:25:52 | 政治
太田農水相、辞任を否定=町村長官は事情聴取の意向-事務所費問題(時事通信) - goo ニュース

余りの暑さと北京五輪のTVで脳みそが煮えてしまった爺だが「星野ジャパンが金」を逃した頃から陽気が急に涼しくなり通常ぼけに戻りつつあります。

紙面に余裕が出たわけでもないでしょうが週明け太田農水相の身辺が慌ただしい様子を報道しています。
当初05年と06年の事務所経費約2300万円を不適切に計上の様に報道されましたが昨日は「秘書の自宅に事務所を開設」その費用550万円が支払い実態が無いとの指摘に絞られてきたようです。
26日農水省での記者会見では「全く問題が無い」とか「(辞任しないのかとの質問に)どうしてそういう質問になるか判らない」と大見得切っていました。

この大臣、就任早々「食の安全の取り組みを聞かれ」て「中国製ギョーザは消費者がやかましいからーーー」と暴言を吐き発言取り消しをしないまま通してきていました。
以前スーフリの性犯罪だったか「レイプする人は元気がいい」と発言し世間の顰蹙を買った人物です。
国会議員の品性が疑われる下地は十分でした。

事務所費の扱いでは松岡、赤木農水相が辞任しておりどうなりますかね?
70日間と言う比較的短い臨時国会の開催を(漸く)決めた福田内閣は「景気対策、テロ給油法」など厄介な問題を抱え野党に「太田問題」を絡め取られ議事を空転させる余裕は無いはずです。
それかどうか「町村官房長官が事情聴取の意向」だそうですが彼が農水省の首を切るのは無理でしょう。

どうなりますか?
事務所費の真実に野党と一部マスコミは切り込めるでしょうか?
北京五輪とは別の楽しみがあります。


時事通信:
太田誠一農水相は26日午前の記者会見で、自らの政治団体が秘書の自宅を事務所として届け出て、多額の経費を計上していたことについて「問題は全くないと思っている」と述べ、辞任する考えはないことを明らかにした。一方、町村信孝官房長官は会見で「内閣の取りまとめ役として一度詳しく事情を聴きたい」と述べ、農水相から事実関係を聴取する意向を示した。

 首相官邸サイドは「法律的な問題はない」としており、農水相に説明責任を尽くさせることで乗り切る構え。しかし、9月12日召集予定の臨時国会に向け野党側が徹底追及するのは必至で、支持率低迷に苦しむ福田康夫首相にさらなるダメージとなりそうだ。 (引用終り)
コメント (6)
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アフガン 日本人男性拉致

2008-08-27 08:37:28 | 海外
アフガン 日本人男性拉致 「解放」一転「誤報」 現地混乱、政府ドタバタ(産経新聞) - goo ニュース

昨日昼過ぎアフガニスタンで「ペシャワール会」のメンバー伊藤和也さん(31歳)が拉致されたとのニュースが流れました。

夕刻のニュースでは静岡の実家でご両親がTVに写りお母さんが「あの子は本当にアフガニスタンのために働きに言ってるのだから(政府や日本の皆さんには?)ご迷惑でしょうがどうか助けてください」と涙ながらに訴えていました。

こんな折にも「自己責任」なんて言葉がお母さんの頭を掠めたのでしょうか?

伊藤さんは昨日今日思い立ってアフガンに居た訳でなくもう5年もあちらの農業救援のため働いており地域の人の信頼も厚いそうです。
爺がアフガンについて何を知ってる訳でもありませんが、お母さんが「アフガンのために」と発言されているのは日本人からの見方でないかと心配です。
伊藤さんの写真では「中村医師も時おり被るある部族の帽子」を被っておりその部族と地域の方の信頼は厚いのでしょう。
残念ながらアフガンは国が一枚岩では有りませんので「他の部族とか反政府系の側から見れば敵を益する輩であり、拉致監禁して人質として政府にさまざまな要求をするには格好のターゲット」だったのでしょう。

夜になって解放の情報もありましたが誤報だったそうで(早寝の爺は知りませんでした)

「丸腰ででかけ草の根レベルで現地の方に協力している方」ですから解放交渉が上手く行って無事救出される事を祈ってます。

産経新聞:
アフガニスタンで「ペシャワール会」(本部・福岡市)の伊藤和也さん(31)が拉致されたとの情報が入った後、日本政府は外務省と首都カブールの日本大使館に対策本部を設置して情報収集にあたった。しかし、伊藤さんの安否をめぐる現地大使館からの情報は錯綜(さくそう)し、一時、「解放」という誤報に振り回されるなどドタバタ劇を演じた。

 山本一太外務副大臣が26日夜の記者会見で説明したところによると、現地日本大使館に「伊藤さんが解放された」との連絡があったのは、現地時間午後3時45分(日本時間午後8時15分)で、「アフガニスタン政府の責任ある当局者」から伝えられた、という。


 この時点で外務省幹部は記者団に「まだ現地日本大使館員が伊藤さんの顔を見たわけではない」としながらも、解放への期待感が広がりつつあった。この約1時間前、「犯人が伊藤さんを拉致して農家に立てこもっているが、警官と住民約1000人が包囲しているようだ」(政府高官)との情報も入っていたためとみられる。


 だが、「解放情報」から1時間後、アフガン当局側が「先ほどの連絡は誤報だった。現在も捜査中だ」と訂正の連絡があり、一転して重苦しい雰囲気に。「アフガン当局は伊藤さんの安否を確認していない」(山本副大臣)ことが判明した。


 山本副大臣が解放情報を訂正するための記者会見を行ったのは、日本時間で26日午後9時40分過ぎ。誤報の原因について山本副大臣は「アフガン政府はできるだけこの問題に対応したいという気持ちで、こういうことになったのではないか」と説明したが、表情には疲労の色が浮かんでいた。(引用終り)

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