王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

アフガン 伊藤さん 遺体発見

2008-08-28 08:18:06 | 海外
アフガン東部、伊藤さんの遺体発見…上半身に銃弾30発(読売新聞) - goo ニュース

昨日夕刻5時のTVニュースでは日本人らしい遺体が発見されたと伝えていました。付近に日本人が伊藤さん以外居なければ「伊藤さん」という事になるのでしょうが政府は26日の誤報もあり慎重に対応していた様です。
福田総理のぶら下がり会見でも(もともと慎重というか人事に聞こえますが)確認中であるとのコメントでした。

まあ静岡のご両親の気持ちを考えれば止む終えない発言でしょう。
夜10時半頃外務省が遺体は「伊藤さん」と確認の発表をしたそうです。
その頃爺はすやすやとお休みでした。

今朝「みのさんの朝ズバッ!」で山本一太がつっかえつっかえ確認の発表をしている場面を見ました。
残念ですね。誘拐されてから3時間かそこらで射殺されたようです。
上半身に30発とかの報道がありますから「ボロクズ」の様になったでしょうね。
現地に5年、パシュトゥーン語も話せ村人から娘を嫁にと勧められた程の信頼を受けていたとか。
「善人は僅か半日で殺されてしまい或る人や或るグループは長い交渉の上無事救出される」
この矛盾というか虚しさは何でしょうね?
謹んで伊藤和也さんのご冥福をお祈りします。 合掌
又ご両親のショックは如何ばかりかと言葉になりません。

ところで爺の地図(1987年製息子のお上がり)で見るとジャララバードが辛うじて載っています。そしてその東にカイバー峠があって峠の東側にペシャワール。
今朝のTVでペシャワール会の中村医師のお顔を久しぶりで拝見しました。
パキスタンのイスラマバードに飛行機で飛んでカイバー峠越えで現地に入ろうとしたところ治安が悪く政府の許可が下りなかったそうです。

地元農民と一緒だったと言いながら伊藤さんは大変治安が悪い所の近くに居たのだなーとなんとなく思いました。
でも拉致してすぐ殺す事は無かろうと「反政府ゲリラの心情」が解せない爺です。

読売新聞:
アフガニスタン東部ジャララバード近郊で民間活動団体(NGO)「ペシャワール会」職員の伊藤和也さん(31)=静岡県掛川市出身=が拉致された事件で、山本一太外務副大臣は27日夜、外務省で記者会見し、拉致現場近くで日本人男性と見られる遺体が発見され、伊藤さんの遺体と確認したと発表した。

 山本副大臣によると、現地時間27日午前11時54分(日本時間午後4時24分)、アフガン内務省報道官室からカブールの日本大使館に「日本人と見られる遺体が発見された。車でジャララバードへ移送中だ」との連絡があった。

 同日午後4時50分(同午後9時20分)、ジャララバードの病院で、大使館員とペシャワール会関係者が伊藤さんの顔やひげなどの身体的特徴や、拉致前に伊藤さんが着ていた衣服の特徴などから、遺体は伊藤さんと確認した。

 犯人グループについては、山本副大臣は「現時点で確たる情報はない。事件の背後関係も含めて確認中」と述べた。また、犯人グループから何らかの要求が日本政府にあったかどうかについては、「コメントを控えたい」と述べた。

 伊藤さんの遺体は、首都カブールに移送し、大学で検視を行う。政府関係者は27日夜、伊藤さんの遺体の状況について、「上半身に30発程度の銃弾を受けた模様だ」と述べた。

 ペシャワール会の福元満治事務局長(60)によると、遺体は現地時間の27日午前(同午後)、伊藤さんが拉致されたナンガハル州ブディアライ村の北3~4キロの谷間で見つかった。犯人が逃走中に射殺したとみられるという。

 同会によると、ブディアライ村で、イスラム式の葬儀が行われる予定。遺体は、30日にも飛行機で日本に搬送される。(引用終り)

写真:現地服を着た伊藤さん
コメント (2)
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毒蛇51匹 飼育 咬まれて重体

2008-08-28 06:44:12 | 社会
コブラ毒から奇跡の生還… でも51匹違法飼育ばれ逮捕(朝日新聞) - goo ニュース

昨日昼TVニュースを見ていたら「毒蛇ばかり51匹も飼っていた男」が逮捕された話を報じていた。
警察官がマンションの玄関からプラスチックの容器に黒い蓋が被っていてその蓋を茶色のテープでしっかり留めたと見られる蛇入り容器を幾つも運び出していた。

爺の興味はまず「どうしてばれたんだ」という事なのだが報道によれば:
港湾労務者柏木信一(41歳)がワンルームマンションの一室で沢山の毒蛇を飼っていて7月15日その内の一匹で毒性の強いトウブグリーンマンバに餌を与えたときに自分の人差し指を咬まれたというお粗末。
すぐ自分で119番通報したそうだがそこで「毒蛇飼育」がばれたらしい。
一時は意識不明小指は壊死するほどの容態だったので警察は回復をまって27日「動物愛護法違反」で逮捕となったもの。

取り敢えず自傷で良かった様なものだがこれまでも昨年11月に近くで蛇に咬まれたとか隣の住人が蛇を捕まえたなんて話があるそうだから管理の悪さで毒蛇が逃げていた可能性がある。

関心のその2は51匹の毒蛇を警視庁がどうやって保護しているかだがこれは群馬県にある「毒蛇研究所?」に収容されていた。
可愛いお姉さんのキャスターが蛇の折の前でこれが「トウブグリーンマンバ」でーすなんて恐れ気もなく所長さんと会話していた。
老妻なら100万円積まれても絶対いやと拒否する所だ。
他の局でも娘さんが所長と蛇と一緒に写っていた。可愛い顔しても蛇がなんでもないご婦人も居るのですね。

因みに研究所は「毒蛇の血清」を作ったりもしているらしい。
朝保護して昼センターで会見では手回し良すぎるので「毒蛇の保護」は逮捕よりうんと前なのかも知れません。

さてこの迷惑男柏木信一を罰する方は「動物愛護法違反」で軽い罰しか無いらしい。めったに無い例なのだろうが法の盲点で改正の必要ありと木村太郎さんが語っていた。そりゃそうだよな。
関心の3だが「猛毒蛇」が51匹も自分で日本に渡来する訳がないから誰かが売ったのだと考えた。誰でしょうね。追い追い判るかもしれません。
おまけ:あの手の「毒蛇」一匹幾ら位するのでしょうね?
1万円? 5万円? それ以上はしないでしょうね。


朝日新聞:
許可なく毒ヘビ51匹を飼育したとして、警視庁は27日、東京都渋谷区神宮前6丁目、港湾作業員柏木信一容疑者(41)を動物愛護法違反(特定動物の無許可飼養)の疑いで逮捕したと発表した。同庁によると、51匹の押収は同法違反事件として過去最多。

 保安課と原宿署などによると、柏木容疑者は7月15日、自宅マンションで、必要な知事の許可を得ず、毒ヘビ51匹を飼育した疑い。この日、柏木容疑者がエサをやろうとした際、コブラ科トウブグリーンマンバ(体長約190センチ)に左手人さし指をかまれ、一時意識不明になった。119番通報からの転送で原宿署が違法飼育を知り、退院を待って今月27日に逮捕した。(引用終り)

写真:トウブグリーンマンバ(mephist 様 ブログより)

コメント (2)
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