王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

日本柔道 重量級 石井金 塚田銀

2008-08-16 09:12:50 | スポーツ
五輪=男子柔道最重量級で石井が金、初出場21歳が栄冠(ロイター) - goo ニュース

男子柔道100キロ超級では石井選手が金メダルを取りました。
準決勝までの4戦は全て一本勝ち。
その一回戦は145キロもあるイタリアの選手でしたが押し捲っていましたね。
第三戦のロシアの選手も寝技で仕留めました。
決勝戦ではさすがに似たようなJUDOでウズベキスタンの選手に優勢勝ち!
金メダルです。 お見事お見事。

まだ21歳と言いますからまだ伸びますね。
3位に終わりましたがフランスの若手も素晴らしい体格で今後はこの辺りとの競り合いになるのでしょうね。金メダルで日本選手の新旧交替が出来ました。

さて女子78キロ超級の塚田選手も強かったですね。
決勝まで一本勝ちで来ました。
ただ解説の阿武さんが行っていましたが緒戦で前に出る体勢を狙われ担ぎ技を仕掛けられていましたがまだ体力もあり実力もまあまあとあれば「効果」を取られる事はありませんでしたがやや不安が残りました。

決勝戦は中国のトウブンですが直近のライバルでは相手が体格が上、実力は互角以上の強敵でした。
中盤では寝技に入るところを返されて肘を決められた様に見えた瞬間がありヒヤッとしました。
それでも塚田は優勢に試合を進めあと30秒を残しても未だ前に出ていました。
あと10数秒でしたでしょうか? 押して出た一瞬をトウブンが膝をついてからの背負い投げ。 これは塚田堪らず背中を付いてしまいました。
残念。 でも銀メダルです。これは価値ある銀メダルでした。
塚田選手 良く頑張りました。 おめでとう御座います。

塚田さんは今後どうするのでしょうね? 一寸気になります。
さてトウブンですが彼女のゆるふんならぬ「ゆるおび」は指導の対象にならないのですかね?
筋力抜群に見えますがあれだけの巨体ですから1分から1分30秒位に一回息継ぎの時間を入れないと5分間は戦いきれないと見ました。
攻める側もその間息継ぎが可能ですが勝負の流れが中断されますよね。
一寸気になるシーンでした。
まあ最終戦は金銀メダルでほっとしました。


ロイター:
[北京 15日 ロイター] 北京五輪男子柔道100キロ超級の試合が15日、北京科技大学体育館で行われ、日本代表の石井慧が優勝した。初出場の21歳が最重量級を制した。決勝ではタングリエフ(ウズベキスタン)に指導2つによる効果2つで勝利した。

 石井は初戦でイタリア選手に内股で一本勝ち、2戦目もエジプト選手に大内刈りで一本勝ちした。準々決勝は2007年世界選手権準優勝のトメノフ(ロシア)とあたったが、押さえ込みで一本勝ちした。準決勝では07年世界選手権3位のグゼジャニ(グルジア)と対戦、押さえ込みで一本勝ちした。

 石井は試合後、テレビのインタビューで「決勝が自分の柔道です。(出身の)国士舘は負けてはいけない。冒険せず、勝ちに行きました」とコメント。そのうえで「自分は全日本選手権のチャンピオンなんで、自分が負けたらもう日本の負けだと斉藤先生から耳にたこが出来るほど言われていたので、勝ててよかった」と語った。

 07年世界選手権優勝のリネール(フランス)は初戦に続き準々決勝でも延長戦となり、指導を取られ敗退した。(引用終り)

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