王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米空母 艦長 更迭

2008-08-01 00:37:43 | 社会
空母火災は喫煙原因、艦長更迭=横須賀配備9月下旬に-米太平洋軍(時事通信) - goo ニュース

横須賀配備の米国海軍通常型航空母艦キティーホークが退役するので交代の原子力空母ジョージ・ワシントンが決まっていましたが5月に火災を起こしゴタゴタしていました。
報道によれば「火災は禁煙区域での喫煙が原因でさらにその区画傍にオイルが350リットルほど入ったドラム缶があったので火勢が強まった」そうな。

当初は「損害軽微」のような事を言っていたが修理費75億円位だというから半端な損害でない。
アメリカの艦船はダメコン(Damage Control)が良いからこの程度で済んだのか?消火体制に問題があって広がったのであろうか?
艦長は責任を問われ更迭された。

ところで日本でも昨年護衛艦しらねのCICが火災で200億円とも300億円とも言われる損害で除籍の模様。
これも中国製コーヒー保温器からの発火らしい。 近頃の軍艦は火に弱い。

横須賀での原子力空母反対の声もいつか聞かれなくなって久しい。
9月下旬に横須賀配備だそうだが「タバコが原因で原子炉の損傷」なんて何だかこれからも有りそうで嫌な気がする。


時事通信:
【ワシントン30日時事】米太平洋軍は30日、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備予定で、5月に太平洋航行中に火災を起こした原子力空母ジョージ・ワシントンの火災原因について、禁煙区画内での喫煙が原因だったと発表し、艦長のデービッド・ダイコフ大佐を更迭した。

 横須賀では原子力空母の安全性に懸念が強まっているだけに、規律の緩みが出火原因だったことは、市民の不安を一層強めそうだ。

 同軍の調査によると、たばこの火が可燃物に引火し、燃え広がった。火元に隣接した区画に無許可で置かれたオイルがあったことが、火勢を強める原因になった。

 火災により3800区画のうち約80区画が被害を受け、修理費用は約7000万ドル(約75億円)に上る。同空母の修理はほぼ終えており、8月21日にカリフォルニア州のサンディエゴ基地を出航し、9月下旬には横須賀に配備される予定。(引用終り)
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