中学受験をさせてよかった・・・・・そう言える親がどれだけいるんだろう
中学受験してよかった・・・・・・・そう言ってくれる子どもがどれだけいるんだろう
受験は1つの商売だと思う。
その大きな渦に巻き込まれて、深く深く沈んで抜け出せなくなってその日を迎える
塾は送り出せば、また次、その次、そのまた次とところてん式にお客様をお迎えする。
実績を残し、多くのお客さまを迎えるためにがんばる、サービス業。
うちは暗黒中学時代を乗り越えて高3を迎えた。
高校からは担任にもクラスメイト(クラスの雰囲気)にも恵まれ、感謝している。
子どもも、《まぁ中学受験してよかったよ》って言ってくれた。
下は無邪気に中学に通っているので、今のところ危惧はない。
なんでこんな事を書いているかと言えば、、、、ひっそりと消えたニュースを、、、見てしまったから
それは先週のことだった、、、、、
東京の女子御三家!超がつくほど頭が良くて、今年の東大合格者数でも話題をさらっていた学校で
起きたショッキングな事件、、、。
そのニュースの続報は流れないが、いろいろな憶測がネットの世界では渦を巻いていた。
たまたま同じ学校に通う知人がいて、ほんの少しだけ気持ちを吐露してくれた時に聞いたこと、、、、
こちらから聞くのも憚らるので、あくまでも吐露したことをただ聞いていた・・・・
つくづく子ども世界は親が思うよりも複雑で本当の姿など見えないんだなと思う。
不登校になった子も、、、私立から公立に転校した子の話もあちこちで聞く。
塾は高らかに明るい未来を語る、迎える学校の方もPRは良いこと尽くしだ!
当たり前だ、入って欲しいもの。
私は、、、下の時の学校訪問では、個別面談で、いじめの有無や不登校について聞いた。
娘の同級生が、不登校になっていたからだ。
誰もがうらやむ千葉御三家の最高峰に通っていたのに、、、だ。
でも、学校側の対応を聞いて、素晴らしいな。手厚いな!って思った。
だから、そういう時に学校はどうか?を聞いておきたかった。
このコロナの問題もそうだと思う。学校に寄っての対応がまちまち、対応の早さとか情報交換したのですが
本当に学校差が大きかった。(同一県内、都内だとしても学校差が生じていました)
娘の時は震災後ということもあり、震災の時の学校対応、、、起きた時間が平日の昼過ぎだったので
帰宅できない子ども対応、親への連絡など、当時は気にして聞いていました。
同じ、、、、根っこは。
子どもの1日の大半をあずける学校なんです。
偏差値や学校名、取り組み、いろいろ目先の事が気になるけれど、入ってからのことも聞いた方がいい。
OPENに教えてくれる学校の方がいい。
「毎年、実際1~3名はいるんです」とか正直に教えてくれる人もいました。
で、学校としてはこうしていますと続きます。
コロナのため、直に学校を見れない、個別面談もできない、オンラインのみとか本当に大変だけれど
入ってからのことも考えてチャンスがあるなら色々質問してほしい。
当事者はそんなことまで気が回らないとは思うけど、塾では言わない、説明会場では話されない
泥臭いところをあえて聞いてみる価値はあると思う。
でも、もし必死に入った学校がミスマッチならば、使ったお金の分納得するには大人といえども
落ち込み、苛立つとは思うけれど、、、、子どもが苦しんでいるならば、、、追い打ちをかけるのではなく
他の世界もあるんだということを言ってあげて欲しい。
対面的、屈辱的?・・・・長い人生の中でほんのわずかな事だと思います。
その時はエベレスト級に落ち込むかもしれませんが、子どもの将来、それ1つで決まるわけではないと
大人は子どもの前では大物俳優になってほしい。
子どもに罪はない。
親を喜ばせたい、親が嬉しそうだから、、、受験を決めるには本人の意思ではなく、そういう思いがきっと
あったから、、、、「いくらかかったと思っているの」・・・ぐっとこらえて欲しい、、、、私だって
そうは思う、絶対思う、、、、、でも思うだけにしよう、、、、苦しいのはきっと子ども、一番苦しんでいるのは子ども。
それだけが全てじゃない。
そこだけが全てじゃない。
未来は暗くはない、無限大に広がる。
生きていればこそ、楽しいことだってきっとあるはず。
悲しいニュースがずっと心にあり、、、こんなブログになりました。。。
心の声だと思ってご容赦ください。。。
旅立った彼女、、、安らかに眠ってほしい。
ご冥福をお祈りいたします。