クレームは回収品の集積場所の近隣住人からです。
クレームは「常識がない」、「迷惑を考えろ」、「公園でやれ」、「直ぐどかせ(自動車を)」等と一方的に浴びせかけられたものですが、ちょうどその時に私の軽トラがそのクレームを付けた住人の家の前にあったので、その人の怒りは私が一身に引き受けることになりました。
騒ぎに気が付いて、子ども会の会長や今日の収集作業に参加していたお父さんが駆け寄って来ましたが、私はこの状態で子ども会のスタッフに引き継がせることは好ましくないと判断し、この場では言い訳がましいことを言わせないように彼らを制し、ひたすら謝るように言いました。
相手が怒り狂っているような時は、論点の摩り替わりやすい言い訳や議論のようなことをすべきではないと考えます。
私は子ども会のスタッフに、出直して後からその方に挨拶に行くように申し入れをし、私もまた後から別な立場(子ども会のスタッフとしてでなく)で挨拶に行くからと伝えました。
後からそのクレームの主に出向いた時は、まるで別人の様でした。
その人が本当に言いたかったことは、今の場所ややり方(T字路を占拠するような)では交通の妨げになることと、リサイクル業者のトラックへの積み込みの際にそのトラックや、廃品を回収してきた子ども会の自家用車に群がる子供達の安全に配慮していないことへの指摘でした。
もちろんこれについては指摘通りのことなので、今後のやり方について再考(相手の意を汲んで私が提案)することを約束し、手土産代わりのジャガイモを置いて来ました。
実は子ども会スタッフによるその人への挨拶は私より前にあって、後からの会長からの連絡でその時の感触は概ね私の時のものとそう変わらないことを理解して、次のミーティングでリサイクルの方法について私も含めた形で再検討しようと言うことになりました。
今まで私の子ども会の関わりは、この二ヶ月に一度のリサイクルの応援と収穫イベントへの招待だけでしたが、これからはもう少し深い付き合いになりそうです。
子ども会では活動への具体的な提案をし、新しい役割も引き受けますが、特に仕事や畑に悪い影響が出るほど忙しくなるようなものでもないので、むしろ積極的に関わろうと考えています。