カラスが畑から飛び出すこともなく、食べられたトウモロコシの跡は乾いていませんでしたので食害を
受けた時間は本日の朝だと推定しました。
注目すべきは今まで食害を受けたことのない金網で巻いたものにも食害が出たことです。
しかし金網で巻いたものの食害はこの1本だけで、他は枯草でカムフラージュしたものも含め残りの7本の
全てが金網を巻いていなかったことから、金網の巻き方が不十分なことで露出部分が多かったから、すなわち
金網の装着方法に問題があったと見ております。
カラスによる食害対策としての金網を巻く方法は2年前に考え付き、その時の金網は今回のトウモロコシの
栽培まで4回は使われていましたので、延べの使用回数としては200回を超えており、その中での1件発生と
受け止める必要があると考えます。
そこで金網を巻く対策の補助として考え付いたのが、トウモロコシの畝間に動物防除ネットを敷く方法です。
これはトウモロコシを食害しようとするカラスの足が、ネットに引っ掛かりそうになって不安にさせるもので、
足元が悪くなったカラスは足元が気になり落ち着いてトウモロコシの穂に食害を与えることができなくなります。
防除ネットの幅は約1メートルなので、トウモロコシの畝間にぴったりと収まりますし、畝間に敷く方法も
ネットを巻いた状態から畝に沿ってネットを繰り出せばよいだけですので、収穫が終ってからの撤収も
短時間となります。
今日からとなるその新しい方法は、明日効果の有無が判明しますので、それで新しい食害が出ていなければ
次に行うのが、ジャガイモ跡地のまだ残っている芋の掘り上げと草対策として植えるサツマイモの畝立てです。
今日はそのためにトウモロコシの2畝分+枝豆の1畝分の跡地の草を除いてから耕運機をかけました。
その横のまだ土の中に残してあるままのジャガイモは、芋を掘り上げながら草を除き、またその跡にも耕運機を
かけて次にサツマイモの畝を立てます。