同じ畑の記事では、12月28日の続きです。
草取りは畑の周囲とそら豆を植えてある場所について行いました。
畑の周囲での草取りです。
出入り口近くの道路側は、水仙と彼岸花、ハタケニラがはびこっていました。
水仙は球根ごと引き抜き、白い彼岸花は地上部を刈り取って、勢いを弱らせることにしました。
水仙(写真左)は土が柔らかければ球根ごと引き抜けますが、ハタケニラ(写真右)は抜いた時に
球根の周囲に付いた小さな鱗茎が外れてポロポロとこぼれたり地中に留まってしまうので、駆除は
簡単ではありません。
これが最も駆除し難く、繁殖力が旺盛なハタケニラです。
抜いたハタケニラを持ち上げると球根(青矢印)の周囲に付いていた米粒のように小さな鱗茎
(黄矢印)がいくつも落ちます。
そしてその鱗茎からは芽が出て育って(赤矢印)また球根が形成され、更に大きくなると鱗片も
付けるようになって繁殖を繰り返します。
このようにハタケニラはどの草よりもやっかいなので、一株でも侵入を許してはなりません。
フェンス周りは花を楽しむために白い彼岸花を沢山植えていたのですが、こちらも勢いを弱くするために
地上部を刈ってしまいました。
水仙やヒガンバナは、刈っても枯れるのが遅いので、私は畑周囲の草除けに利用しています。
そら豆を植えてある場所の草取りもハタケニラが対象ですが鱗茎から育ったものが多いので地上部を
掻き取ることだけに留め、量的には一番多いホトケノザとケシの仲間、そしてイネ科の草を相手にしました。
イネ科の草の中でも穂が出ているものは、草取りの際に種が落ちる可能性がありますので、対策として
バーナーで穂の焼却をしてから除草するようにしています。
また、畝間から除いた草は放置せず、堆肥の入っていた袋などに入れて枯れるのを待つようにしています。
今の時期の草取りは、草の量も少なく種もまだついていないものが殆どなので、暖かくなってからの
草取りよりもより効果的です。
奥に広がる空き地は、約2.5アールあります。