ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

光が・・・

2008-03-21 23:27:36 | 家族・親友
光が戻ってきたのです。

甥っ子の左目が見えなくなっていました。
それが、見えるようになったのです。

良かったです。嬉しいです。

    


大阪の各地の小学校から来ている中学校での出来事です。
中学1年生の甥っ子が、昼休みに友達とキャッチボールをしていました。
相手の友達は少年野球をしていたそうですが、別の小学校だったので知らなかったのです。

最初は山ボールでのキャッチボールだったのが、慣れてきてスピードボードを投げてきたのです。
野球をやっている人のボールは、玉に伸びがあります。
手元で浮き上がるような球筋と言えば、わかってもらえるでしょうか。

近眼の甥っ子は、そのボールを捕らえられず、左目で受けてしまったのです。
相当痛かったはずですが、自宅に帰ってから一人で眼科に行きました。
その医者から自宅に電話があって、怪我の状況がわかりました。

その翌朝、甥っ子の左目は何にも見えず、真っ暗だったと・・・
慌てて、大阪市立大学病院に入院することになりました。



眼球に血液が溜まっていることが、原因のようです。
手術か、自然治癒か、選択を迫られたのです。
主治医は手術を勧めたようですが、弟は自然治癒にかけたそうです。

幸い、目が見えるようになり、入院から10日目ほどで退院できました。


見舞いには行きませんでした。
いや、行けませんでした。
目の見えない、失明の可能性のあった甥も前で、涙を流さないという自信がなかったのです。

電話もしませんでした。
「回復しない、治らない」という言葉が怖かったのです。


周りから、視力が戻りつつあると聞いたときは、嬉しかったです。
凄い襲撃を受けているので、網膜はく離が起こる危険性もあるそうですが、ひとまずは安心です。

いつも「神は信じない」と言っていますが、誰かに感謝したい気持ちで一杯です。