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日曜日に吹奏楽コンサートへ行ってきました。
ポピュラーコンサート、ジャズコンサートに続く、大阪音楽大学の演奏です。
場所はシンフォニーホールです。
行くかどうか迷っていたので、チケットは買っていませんでした。
まぁ~広いホールだから、当日でも十分に空席はあるだろうと考えます。
休日に、大阪市内に行くのは好きではありません。
往復の2時間がもったいないし、何より仕事に行くような気分になるからです。
映画や買い物などは、出来るだけ、平日の仕事帰りに済ませるようにしています。
朝起きてから行くことを決めました。
ホールに電話すると、当日のチケットはあるとのこと。
2時開演なので、午前中はゆっくり過ごします。
ブログなどへの訪問や、土曜日のツーリングのブログ記事と写真の整理をします。
気がつくと12時半になっていました。
パソコンを触っていると、時間の経つのが早いです。
慌てて着替えて、家を出ます。
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この横を通っていきました~
ギリギリの時間なので、環状線の福島駅で降りるか、地下鉄で梅田駅まで行くか、迷います。
天王寺駅での乗換時間を考えて、梅田駅まで行って会場まで歩くことにします。
昼食を食べる時間もなく、コンビニでサンドイッチと飲み物を買って済ませることにします。
1時50分に到着です。
続々と会場に人が吸い込まれていきます。
その多くが学生です。学校単位で来ているみたいです。
当日券を頼むと、2階席しかないとのことです。
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(演奏会が終わって帰るところ)
2階 GG列 4席となっています。
最後列で、端から4番目です。
これまでで一番良くない席かもしれません。
たった千円の入場料なんだから、早い目に買っておけば良かったとチョッピリ後悔します。
演奏が始まります。
おお~、良い響きです。
2階の端っこの席でも、音質的になんの不満もありません。
逆に、2階席なので演奏者全体が上から見渡せるのがいいです。
これなら1階の中央席にこだわらなくても、いいのかもしれません。
今日演奏される曲は、1曲も知りません。
コンサートの前にCDを買ったりして、聴いてから行くことが多いですが。
1曲目は難しいです。
ジャズでいえば、フリージャズのような・・・
不協和音のような音で、聴いていても気持ちよくありません。
難解な曲だし、演奏者にとって難しいというのは、素人でもわかります。
吹奏楽 = 明るい曲をイメージしていただけに、以外でした。
正直、早く終わって欲しいと思いました。
休憩後の演奏曲は、吹奏楽コンクール課題曲と真島俊夫作「三つのジャポニスム」です。
その後、B・ピクール作「交響曲0番」です。
吹奏楽の圧倒的な迫力に興奮しました。
個々のパートが織りなす音の芸術だと感じました。
吹奏楽においてはパーカッションが大事なのだと思いました。
ティンパニー、太鼓、鐘、木琴、シンバル、などなど・・・
脇役などではありません。
演奏を引っ張るパートであり、これが演奏を引き締めてくれます。
打楽器には9人もの演奏者がいました。
最後の演奏の時には、感動のあまりウルっときました。
素人で演奏のことなど全くわかりませんが、これほど心をふるわせてくれるコンサートは久しぶりです。
あっしの周りには音楽ファン、特にクラシック音楽を聴く人が少ないです。
音楽の食わず嫌いは、もったいないです。
家でCDを聴くのではなく、一度コンサート会場に出かけて欲しいです。
音楽を聴くのに、知識や技術はいりません。
ただ、感じたらいいだけです・・・是非!