
今日は七夕です。
図書館には、七夕の笹が飾られています。
高い天井の空間には、天の川を模した電光のオブジェが飾られています。
短冊がいっぱいついてあります。
子供たちの願いが書いてあるんだろうけど、何故か、見てはいけないような気がして・・・
きっと、ニッコリ微笑むようなお願いが書かれてあるのでしょうね。


みなさんは織姫(織女)と彦星(牽牛)の話をご存知でしょうか?
ネットで分かりやすく書かれていたので、そっくり引用させていただきました。
子供さんや孫に聞かれた時に利用ください。
【解 説】
夜空に輝く天の川のほとりに、天帝の娘で織女と呼ばれるそれは美しい天女が住んで居ました。
織女は、天を支配している父天帝の言いつけをよく守り、毎日機織りに精を出していました。
天帝は娘の働きぶりに感心していましたが、年頃の娘なのに
お化粧一つせず、恋をする暇もない娘を不憫に思い、
天の川の西に住んでいる働き者の牽牛という牛飼いの青年と結婚させることにしました。
こうして織女と牽牛の二人は、新しい生活を始めました。
しかし、結婚してからの織女は牽牛との暮しに夢中で毎日はしゃぎまわってばかり。
機織りをすっかり止めてしまったのです。
天帝はすっかり腹を立ててしまい、2人の所へ出向くと、
「織女よ、はたを織ることが天職であることを忘れてしまったのか。
心得違いをいつまでも放っておく訳にはいかない。
再び天の川の岸辺に戻って機織りに精を出しなさい」更に付け加えて...
「心を入れ替えて一生懸命仕事をするなら1年に1度、
7月7日の夜に牽牛と会うことを許してやろう」と申し渡しました。
この様にして織姫と彦星は一年に一度しか逢えなくなってしまったのです。。。
若かりし頃は、
1年に一度しか会えない。
雨が降れば、また次の1年を待つ。
なんて可哀想な二人なんだろう・・・!
そう思っていました。
今は、羨ましくも思えます。
1年待てば会えるのです。
次に会えることを励みに、1年間を乗り越えられます。
この物語ができて何百年もの間には、数えられないほどの逢瀬ができたはず。
1年に1回しか会えないのなら、濃密な時間を過ごしたことでしょう
人間の一生って短いです。
恋心を持てる期間は、あっという間に終わってしまいます。
みなさん、織姫と彦星に負けないような、熱烈な恋をしてくださいね!