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憩いと安らぎを・・・

チャリツーでの戒め

2017-08-11 22:14:27 | ツーリング・旅行

                       そぶら山荘

 

いつもはソロで走る自転車ツーリングですが、おいら2さんから声が掛かりご一緒することにしました。

目的地は岸和田市の「ほの字の里」で、自宅からの往復だと90キロほどになるという。

1ヶ月以上も体調不良が続いていましたが、3日ほど前から徐々に回復してきました。

前日の畑仕事も順調にこなせたので可能と考え、参加を決めました。

 

夜8時の電話を切ってから自転車の点検をします。

長い間乗っていない自転車で行くので、点検は欠かせません。

空気を入れると前輪のバルブからエアが漏れます。

次男に電話して交換のチューブを用意してもらい、帰宅後に交換してもらいました。

 

10日の朝、集合場所の深井駅へは快走で、長距離でも走りきれるような気になります。

「ほの字の里」は休みなので、「そぶら山荘 愛のパン」へ行くことにします。

先ず、道の駅「愛彩ランド」を目指します。

何度か走っていて道に詳しいおいら2さんに先導してもらい、後をついていきます。

急な坂が2ヵ所ありましたが、重いギアのままで走ったので左膝に痛みが出ます。

 

ここからが坂本番らしく、足の不安を心配して牛滝方面から入るショートカットのコースに変更してくれます。

とはいえ、急な坂が次から次に現れ、付いていくのが必死。

おいら2さんとあっしでは、パワーの差がありすぎ。

スポーツカーと軽四ほどの違いでしょうか。

 

ようやく目的地の近くまできました。

府道40号線の蕎原から山道に入っていきます。

1.2キロとありホッとしましたが、ずっと登り坂。

車で来たときは、これほどの坂とは感じなかったのに・・・

一番低いギアで走りますが、途中何度も歩きたくなるのを我慢し何とか到着。

 

そぶら山荘で食事をするのは初めてです。

客席は沢山あり、川沿いの席はなかなか気持ちいいです。

焼きカレーを食べますが、暑い日に熱いカレーも美味しいもんです。

 

ゆっくり休んでから出発します。

帰りの道は、来る時より気持ちの良い下り坂があってしごく快調です。

踏まなくても45キロのスピードが出ました。

 

帰りも「愛彩ランド」で休憩します。

山道を走りきったという気持ちになり、かき氷を食べてまったりします。

 

厳しい坂道を経験したので、坂あっても余裕で走れます。

ところが・・・下り道を走っている時に、右足に違和感があります。

足がツッタような痛みが走り、日陰で休みます。

 

バイクツーリングで同じ体勢で長距離を走った時に出た症状と似ていて、すぐに治るだろうと思っていました。

しかし、良くなるどころか、ますます悪くなっていきます。

右足が痙攣して、真っ直ぐになったまま。

曲げようとしても全く動かず、痛みが酷いです。

おいら2さんが薬を買いに行ってくれます。

痛みに耐えながら横たわっていたら、近くのお店の奥さんが心配して覗きに来てくれました。

氷をお願いしたら、ビニール袋一杯の氷を持ってきてくれました。

冷やすと徐々に痛みが和らぎますが、自転車で帰れるほどの回復は期待できそうもありません。

 

タクシーでは自転車は載せられないので、おいら2さんに自宅へ帰ってもらい、自動車で迎えに来てもらうことになりました。

2時間ほどして、マイカーで来てくれました。

後席を倒すとトランクルームとスルーになるので、前輪を外した自転車はすんなり載せられました。

自宅まで送ってもらい、おいら2さんには何時間も無駄にさせてしまいました。

 

おいら2さんに迷惑をかけた自分の行動に反省しきりです。

普段、運動らしいことをしていないのに、安易に山越えコースに参加したこと。

体調が良くなりつつあったものの、完全復調ではないのを分かっていたはず。

自転車に乗る前に、準備運動を全くしなかったこと

途中で左膝を痛めたのに、目的地を変更するのが悪い気がして言い出せなかったこと。

坂の登りでは右足しか力が入らず、限界近いことを分かりながら無理したこと。

おいら2さんの好意に甘えたこと。

(今から考えると、自転車を預けてタクシーで帰る選択肢もあったと思う。)

この歳になって、初歩的な判断ミスで迷惑を掛けたことを恥ずべきですね。

 

今朝、起きたら筋肉痛はなく、良かったです。

今回のアクシデントは、緊張感なくダラダラと過ごしている己への戒めと捉えて、意義ある毎日を過ごそうと思います。