「上様」宅のシステム
今日は一日中、自宅のオーディオシステムで音楽を聴いていました。
昨日、オーディオ繋がりの「上様」宅に伺い、音楽を聴かせてもらって大きな刺激を受けました。
5年前の訪問では、コンサートなどライブの演奏が見事に再生され、windowsパソコンによるデジタルソースの素晴らしさに驚きました。
あっしの今のメインソースにデジタルオーディオを取り入れたのは、この時の訪問がきっかけです。
※ 2012年8月6日「宝の部屋へ」を参照 http://blog.goo.ne.jp/hirozii56/e/3cc3fa7a1d40b55d812991ab860765cc
「以前よりもクオリティをあげてますよ」と聞いていましたが、想像をはるかに超える変貌です。
当時、すでに完成の域にあったので、驚くほどの変化はないだろうと思っていたのですが・・・。
部屋に入った瞬間、まず静かであることに気づきます。
6畳ほどの部屋なのにライブ感が半端なく、演奏会場の広さが目の前に広がるのです。
小音量でも音楽の楽しさは変わらず、5年間の努力の凄さを見せつけられた気がしました。
装置そのものは基本的に変わっていないそうですが、
① 超高域ツイーターを追加したこと。
② ノイズと制振対策を積み重ねていったこと。
③ 部屋の吸音と反射を詰めていき、音の響きを整えたこと。
これらの改善の良否は試聴して判断しますが、音ではなく音楽として成立しているかどうかが見極めのポイントだそうです。
一般的なオーディオマニア的な感覚ではなく、楽器演奏者と同じ視点にたって再生音楽を捉えてきたことが、成功の秘訣だと言えるのかもしれません。
簡単なことではありませんが、一番見習うべき点だと感じました。
今朝起きると、我が家のシステムとどれほどの違いがあるのか、知りたくなりました。
2ヶ月間ほど電源を落としていたアンプに火を入れると、ラジカセのような音がしてガッカリ。
しばらく鳴らしながら、機器のセッティングなどを調整していくと、徐々に音楽が聴けるようになりました。
上様とあっしのシステムの決定的な違いは、音の密度感でしょうか・・・。
スピーカーシステムの開発ポリシーが違うし、駆動するアンプの差が大きいので、同じように改善するのは難しいでしょう。
上様宅を真似て、簡易の反射板を試します。
ウレタン入りの座布団を第一次反射の位置に置くと、定位が安定し聴きやすくなりました。
ちょっとした工夫によっても、音場が変化するのが分かります。
「上様」宅での視聴で、より良い音楽再生を目指して頑張ろうという気持ちになりました。
目標は「ずっ~と聞いていたくなる音楽、心を豊かにする音楽!」の再生です。