営業最終日の正午の店内
昨日、身近なマーケットが閉店しました。
高校生の時に「エイワ市場」ができて、お袋がよく利用していました。
買い物を頼まれて、時々、行くことがありました。
結婚して、この市場の近くに住んだのでとても便利でした。
20年ほど前に、昔ながらの対面式の市場からスーパーマーケットの方式に変わりました。
個々のお店の方と話をしながら買える「対面式」ではなくなったのです。
当時、威勢の良い「いらっしゃーい!」の声が聞こえなくなり寂しく思いました。
「買い物の楽しみが減ったわ~」という声も耳にしました。
お客さんが多く、流行っていたのに閉店すると聞き驚きました。
各商店の高齢化が進んだからではないか、との噂があります。
開店して半世紀になるので、跡継ぎがいないと閉店もやむを得ないのかもしれません。
一番気に入っていたお豆腐屋さんは廃業されるとのことでとても残念です。
家人が気に入っていた小さなお花屋さんは、敷地内の近隣センターに移転することが決まり喜んでいます。
50年もの長い間お世話になり、各店主や従業員の方々に感謝します。
記憶に留めておこうと、最終営業日のお昼に行きました。
愛顧感謝セールのためでしょうか、棚にはほとんど商品がありません。
アイスクリーム・冷凍食品は半額だった 残念!
この後には、中堅のスーパーマーケットが入店するようです。
地域に愛されるようなお店になってほしいですね。
店主と話をする機会もないので、後継ぎ問題があることなど考えたことなかったです。
サラリーマンでしたが、商売される個人事業主の難しさは何となくわかります。
子供が継がないだけでなく、親が子供に継がせたくないということもあるようです。
スリッパで歩いて行ける場所なので、良い業者が後に入ってほしいですね。