我が家のカーポートは、作ってから30数年が経過している。
ナショナルの製品だが、今はパナソニックと会社名が変わり、同種のカーポートは既に無い。
経年劣化も見受けられるけど、建て替えるほどでもない。
傷んでいるところを、DIYで少しずつ修理していくつもり。
第一弾として、スイングアップゲートのロック棒を修理する。
抜き差しする棒のプラスティック部分が割れてしまっている。
数年前に接着剤で応急措置をしたが、強度が掛かる部分なので耐えられなかったようだ。
部品も既に廃番のようなので、代替えになるようなパーツを探す。
ネットで探すが見つからず、実店舗へ出向き引手になりそうなものを探し回った。
ロック棒を見せて従業員に聞くが、代わりになるような部品はないと言う。
根気よく探していたら、使えそうな物があった。
家具や壁にハンガーや物を掛けるパイプを固定するためのソケットだ。
穴の径は13ミリで、ロック棒の径は11ミリ。
「隙間に何かを詰めたら使えるかも」と考え、購入する。
帰ってから確認すると、2ミリの差は大きい。
埋める材料を色々試して、針金が一番良さそうだ。
一回巻きでキツメの針金をねじ込み、最後はマイナスドライバーで押し込んだ。
隙間に、ゼリータイプの強力瞬間接着剤を流し込んだ。
完全接着してからゲートに取り付けると、十分に使い物になる。
ただ表面が、ソケットの裏側なので綺麗ではない。
折角なので、表面を加工することに。
アルミ板を買いに行くつもりだったが、珈琲缶が使えそうな気がした。
缶を切ってみると、厚みが薄くてペラペラ。
取りあえずやってみることに。
少し大きめに切って、瞬間接着剤をたっぷりつけて接着。
セロテープで圧着して、固定できてからやすりで削った。
キチンと接着できると、薄いアルミがソケットと一体になるので手を切ることもなさそう。
ゲートにセットすると、いい感じ!(トップの画像)
随分と手間がかかったけど、上手く出来て良かった。
同タイプのロック棒を使ったスイングアップゲートは近所でも多くみられる。
このプログを参考にして、DIYで修理する方がおられたら嬉しい。
出来上がりがトップの写真なんですね!驚きです!
なんの違和感もないです!
すごーい!
少し離れると、全部金属に見えますね。
道路側からだとメーカー品みたいで満足しています。
あっしが亡くなるまで持ちそうです。
気を良くしたので、他もDIYしようっと。