湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

明礬温泉「ホテルさわやかハートピア明礬」の露天風呂に驚き!!

2012-05-03 | 大分の温泉
帯広から来ていた二人の女性に
「ところで、あんた ここの露天風呂に入った?」と聞かれた。
「いいえ」と答えると・・
二人は・・
「私たちは、先に露天に入ってから、あとでこの内湯に来たんよ」という。

二人は 到着時に、玄関の受付で温泉博士の手形を見せたら
「露天と内湯と、どちらに入られますか?」と聞かれたので
「どっちも入ります」と即答したら・・
「それなら、露天に先に入って、あとで内湯に入ったほうがいい~!」と
言われた。
「なぜか?」理由を尋ねると、
「ここの露天風呂と内湯は、温泉成分が全く違うので、
                この順番のほうが体が中和して湯上りがいい~」と
教えてもらった という。
さすが、帯広から来ているだけはある。
しっかりしている。

私は、この施設をこれまで2回「博士の無料手形」で利用させてもらっている。
しかし1回も、駐車場の奥にある「はなれの露天風呂」には入ったことがない。
いつも夜遅くか、夕方のもう薄暗い時間に、この施設に到着していたから
「内湯」しか入ったことがないのだ。
それに、、第一・・
温泉博士の無料入浴手形で入る者が
「宿泊客と同じように、玄関を通って離れにある露天風呂にまで入ってもいいの?」と
思っていたのも事実だ。

「大丈夫、大丈夫~フロントの受付の人が、快くOKと言ってくれるから大丈夫」
と彼女らに、後押しされて、
きょうは、格別に天気のいい春日で、しかも昼間の時間帯だったので
私も一度 駐車場の奥の森?にあるという男女別 露天風呂に入ることにした。

施設内の庭(駐車場の奥)の森の中には、小道が続き入浴施設(写真は女湯)があった。







確かに、この露天風呂はすごい~
今まで入っていた内湯とは、全くちがう。
「白濁色の硫黄泉」だ。
さっきの内湯は
「無色透明のカルシウム・ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉」らしい

私は、すっかり この露天風呂に夢中になり・・
白濁した湯を何回も手ですくって味わい、至福の時間が流れた。

さまざまな角度から、露天の下の谷川や森を覗きこんで入浴した日だった。


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5ケ月ぶりに、南九州に出発・・

2012-05-03 | 車・道路・標識(ローマ字表記)
新しい車での「初湯めぐり」は、
前回、ロードトレックでは最初で最後になった「南九州の旅」
あの時「湯の良さ、宿の安さ」に魅了され
              「次も必ず行く」の思いを強くした場所になった。

しかし、
ガソリンが高騰し、前の車ならきっと遠出をためらうだろうという日々。
「車が小さくなった分、燃費も半分以下に抑えられるだろう!!」と
言い聞かせ、なんとか新車で出かけた。

中国自動車道の「吉和」付近に来ると、
3月の中旬なのに路肩に雪が・・まだ雪がある・・
                   今年の冬の雪の多さを伺い知る日になった。


安佐SAで車中泊したら、
夜は大雨で、車の屋根を叩き付ける雨音の大きいこと。
「天候が心配な旅にならなければ・・」と祈りつつ寝る。
冬用の寝着で寝袋に入り、その上に毛布2枚をかけて・・
まさに、ここは冬の気温で、冬そのものだ。なんてことだ!!
深夜にかけて天気が一層荒れてきて、大雨になる。
雨音が うるさいのなんの・・しばらく眠れなかったほどだ・・

翌日は、昨日の荒れ模様の天気が、今度は一気に変わり
生暖かい風が吹き、しかもこれまたすごい大風の一日になった。
「あとで、春一番」だったとわかった。

九州に上陸して「ゆうちゃん」という定食屋を見つけ昼食をとる。

前回もこの店を利用したが、今回、店の名前が変わった気がする。
中は一緒で、メニューも相変わらず多く、おいしい店だ。

別府の近くになると街中に「湯煙がモウモウと・・・」見えてくる。


今回、最初の湯は「温泉博士」4月号の無料手形を利用する。
「ホテルさわやかハートピア明礬」、明礬温泉の中にある温泉ホテルで

この「明礬温泉を象徴する橋」がホテルの駐車場から見られる。

建物の外観は上の写真の通り

この施設の駐車場で、入浴の準備をしていたら
「帯広ナンバーのキャンピングカー」が、我々の4台ほど向こうに
停まっているのに気付いた。
「え~!!北海道から来てるの~帯広ナンバーか!!」
「北海道からキャンピングカーで旅行している人なら
              もしかして温泉博士の無料手形を利用しているかもね」と
とても楽しみになり、期待してホテルの内湯に入って行った。
案の定・・??
脱衣所で更衣をしていたら、
にぎやかに話をしながら、60代くらいの二人の女性が入ってきた。
「もしかして・・帯広ナンバーの方ですか??」と思い切って尋ねると・・
「そうよ!どうしてわかったの??」と明るい返事。

それから浴室で、体を洗いながらも「話すは、話すは~♪」
やっぱり温泉博士を利用していた人達だった。
温泉博士の話や、北海道にある「ほっ!」という温泉雑誌の話
これは、北海道の地域温泉雑誌で、
これにも無料入浴手形がたくさんついているとか~
いろいろ話は尽きず・・

浴槽に浸かりながらも、なおも話していたら・・
二人のうち一人の女性が
あの帯広ナンバーのキャンプを自分で運転しているという。
しかも、今回が初運転で、この九州まで来たという。
「え~!!あなたが運転しているの!!」
びっくりした。
昨年まで、ご主人が別のキャンピングカー(トレーナーの牽引式のを)
運転していたらしいが、ご主人の視力が落ちたので
今度は、自分が運転するようになったという。
さすがに、トレーナーの牽引式のキャンプは難しいので
普通のよくある形のキャンプに今回、思い切って乗り換えたと・・・
おどろくほどパワーフルな女性で・・圧倒された。
話を聞きながらも「私には絶対できない・・」と思った。
もう一人の女性は、この人のお姉さんで、
彼女は、ご主人と飛行機で北海道から九州に来ていた。
九州で妹夫婦と合流し、4人で九州旅(キャンパー旅)をしているという。
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愛車との別れ。新しい車で再び南九州へ

2012-05-03 | 車・道路・標識(ローマ字表記)
新年そうそうに、
我が家の愛車「ロードトレック」を手放すことになり、
思いもよらない暗い正月明けになってしまった。

振り返ると13年間、大切に使ってきた車だ。
この車で、実にたくさんの湯旅に行き、多くの思い出ができた。
運転席も助手席も非常に乗り心地がよく、
少し高い窓から見える景色は、ご機嫌なアングルだった。
車内は非常に快適で、中で調理や宿泊もできる車中泊の専門の?
居心地よい車だった。

しかし、
10年目を過ぎた頃から故障が多くなり、修理に出すことが続いた。
外見も内装もきれいなままで、非常に美しい?のに・・
人間でいうと内臓部分は、ツギハギだらけ?の手術状態になってきて
その度に「たくさんの諭吉さんが一度に飛んでいき~あれ~また」と
なんか、頭の痛い車になってきていた。

結局 
昨年10月の南九州旅行を最後に
      ロードトレックとの旅は終わってしまった。

南九州の旅の最中に、
霧島温泉に向け坂道を登ろうとすると、
何かクラッチの調子がおかしくて、勝手にギアチェンジしはじめ
坂をなおも進もうとすると、カンカン カンカンと大きな警報音が鳴り、
とても不気味で 結局 、霧島行きは諦めたことがあった。
考えると、あれが前兆だった。
その後、平らな道での「温泉めぐり」はなんとか異常もなかったが・・

旅行の最後、帰りの中国縦貫道の坂道で、
再び 霧島への坂道と同じ状態になり
それは、冷や汗ものだった。
結局・・
少し走っては、すぐパーキングやサービスエリアで休憩し、
車をしばらく休ませ?を繰り返して、
最後は
山陰海岸の9号線沿いにある出雲「キララ多岐」道の駅まで
なんとかたどり着いた。
そこでその夜は泊り、翌朝、起きてみたら、まったく動かなくなった。
遂に「ご臨終です~・・」の様相・・・

そんなので、長いこと修理やに入っていたが・・
結局、今回は、もっとも重篤な状態で・・
ついに手放すことになった。
愛車との別れをひきずっていたが・・・
3月になり やっと新しい車を購入した。
今度はキャンピングカーではなく 商用車タイプの普通車だが
2列目の座席を1列目の後ろにコンパクトにたためて
後ろが広く平らになる車だ。
二人くらいの人間が横になれるスペースは広く作れる。

まだまだ懲りてなくて、この新しい車でも「湯旅は続けるぞ!!」
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