湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

湯の鶴温泉「喜久屋旅館」・・・熊本県

2012-05-07 | 熊本の温泉
熊本県に入り
いよいよ・・だんだん南九州に入ったかな?

ここは「湯の鶴温泉」
道は、深い山に入っていき



こんな雰囲気の場所は、
和歌山県の「湯の峰温泉」もそうだけど・・
個人的に、田舎生まれの私はワクワク・ゾクゾクの風景なのだ。

そして
ついに山間の狭い川の両側に古風な温泉地が見えてくる。

何やら随分と古そうな 施設なんだが
廃墟?いやまだやっているの?の旅館が・・






そうです。ここが「湯の鶴温泉 喜久屋旅館」です。

玄関を入ると
おう~ なんと趣きのある受付風景だろう

続きの廊下も







そしてお部屋は





部屋から見える対岸の景色は、

さすが創業百年の老舗旅館の佇まいが そこ彼処に漂う
ドキドキ ワクワクの空間 懐かしいにおい・
しばし、お部屋で一服して

一番気になるのが、お目当てのお風呂だ。
いざ、見学タイムはじめ・・

最初に「女湯」は・・

おう~ 雰囲気ある~

続いて「貸切露天岩風呂」は・・

すぐにお風呂でなくて・・一部屋がある。
もしかして、ここは、昔は「特別室の貸切岩風呂」ではないか??

まだまだ引き戸があり、やっと見える「貸切露天岩風呂」

すごい~
露天風呂の右側の木目の彫刻が・・これまたすごい

もっと、よく見ると

なんという懲りよう・・

続いて「男湯」は??
幸い 誰も入っていないので浴室写真だけ撮らせてもらうことに

男湯は、半露天のようだ・・気持ちいい風がふいている浴室

すばらしいお風呂に、一安心・・
夕食までに「女湯」と「貸切露天岩風呂」の二つに一人風呂して

夕食が、これまた すごい~   
我々は
「湯治プラン 一泊2食付 一人4500円」での宿泊なのだが・・

鶏鍋や おさしみもある。
値段の割に、充分すぎる量と 味がこれまたいい~・・
季節の山菜もたっぷり使った料理。
ご飯もたっぷりおかわりできるよう御ひつにあるし・・
ほろ苦い山菜の天ぷら(タラの芽・ヨモギ・シソのみ・筍 ほか) 
つけ塩の味もいいし・

「日本人に生まれて 本当に よかった」
~旬の山菜がおいしいと味わえる味覚を持つ日本人って素晴らしい~
早春の時期、山菜のもつ独特の苦み・渋みがなんともいい~

あさり・筍・ぜんまい入りのお吸い物


一泊で7つのお風呂が楽しめた「湯の鶴温泉 喜久屋旅館」
あとの風呂は完全な内湯で、いつも湯けむりがモウモウして・・
撮影がうまくいかず(湯煙で真っ白状態の浴室)で
残念ながら 浴室画像を載せてない・・・


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阿蘇神社 と 阿蘇湧水群 (熊本県)

2012-05-07 | 湧水・名水・飲泉所
大分県竹田市の「竹田湧水群」を紹介したが
湯めぐりで熊本県に入ると、阿蘇にも湧水群がある。

以前、
テレビで「阿蘇神社の周辺の湧水群」について番組があった。
それで、今回は「阿蘇神社」にまず行き
その続きに「周辺の湧水群」を探すことにした。

阿蘇神社の正面入り口

入口には「有栖川宮 熾仁親王(ありすがわのみや たるひと親王)」が書いた
大きな字が掲げられてある。










神社の入り口近くには手洗い・口漱ぎ場があり、それも「名水」(湧水)



阿蘇神社を出て、周辺の田んぼ地帯を車で走っていたら
見つけた「湧水の一つ」
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耶馬渓 と 青の洞門・・・大分県

2012-05-07 | 歴史街・史料館・名所

大分県中津市に「耶馬渓」という景勝地がある.

九州に行くことが この2~3年 多くなった。
別府温泉に向かう椎田道路を車で走っていると
いつも 右側の遠くに、妙な形をした山々が連なって見える。
気になり、夫に尋ねると「あれは耶馬渓」と・・
奇岩の連なる景勝地「耶馬渓」か・・
温泉博士の雑誌に、写真がよく載る「耶馬渓」
あれが~その山々か・・
特に、新緑の頃や紅葉の秋には、多くの人が訪れるらしい。

今回 玖珠温泉からの帰り道
やっと、憧れの「耶馬渓谷」を通ることができた。
しかし、なかなかの渓谷で
道も細くクネクネして、すぐ下の谷川はごつごつの岩だらけ・・
前の大きい車では、ちょっと通る気がしなかったかな・・
これも今回 車を小型化したから、少し通りやすい道になったかな?

どこかに車を停めて
落ち着いて「奇岩の山々を写真にとりたい」と思っていたら、
ちょうどいい場所があった。
左手の遠くには、このような岩山がそそり立っている。

また、目の前には、すごい岩山が立ちはだかる。

ここは「一目八景」という耶馬渓の中でも特に景勝地らしい。
正確には「裏耶馬渓」と呼ばれる場所らしいが・・
それにしても、すごい山だ・・




そうこうしていたら
やがて車は「本耶馬溪」についた。
公園があり 横には山国川が流れている。





ここが、「耶馬渓」と一般によく紹介されている場所で
住所は「大分県 中津市 本耶馬溪町 曽木 」



近くには「青の洞門」がある。
(菊池寛の小説「恩讐の彼方」で一躍有名になった「青の洞門」)
手のみをふるって青の洞門を掘る「禅海和尚」像が、この公園にある。


「青の洞門」だが、
現在は、車で通れる広いトンネル道ができている。





しかし、このトンネルは
「禅海和尚」が手のみで掘り始めた当時の「青の洞門」とはちがう。
本物の「青の洞門」は、下の写真のように現在の車道の横下にある。














以前から一度は訪れたかった「耶馬渓」と「青の洞門」
今回初めて行くことができ、満足している。

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河宇田の湧水(竹田 湧水群の一つ)

2012-05-07 | 湧水・名水・飲泉所
大分県の竹田市は
「岡城跡の石垣」以外にも、有名なものがある。

それは「竹田湧水群」だ。
名水が地下から湧き出る場所がたくさんある。


今回訪れた「河宇田の湧水」もその一つ
少し前までは、下の写真の名水汲み場だけだったらしいが
大きな案内看板も出来ていた。

その横に、新しく水車もができた。


そのうえ、屋根付きの立派な名水汲み場も新しくできていた。

よく見ると なかなか、汲みやすいように配慮されている。

駐車場も広くなり立派になっている。
平日の昼間だが、ひっきりなしに名水を求めて車が出入りしていた。
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