いよいよ・・だんだん南九州に入ったかな?
ここは「湯の鶴温泉」
道は、深い山に入っていき


こんな雰囲気の場所は、
和歌山県の「湯の峰温泉」もそうだけど・・
個人的に、田舎生まれの私はワクワク・ゾクゾクの風景なのだ。
そして
ついに山間の狭い川の両側に古風な温泉地が見えてくる。

何やら随分と古そうな 施設なんだが
廃墟?いやまだやっているの?の旅館が・・



そうです。ここが「湯の鶴温泉 喜久屋旅館」です。
玄関を入ると
おう~ なんと趣きのある受付風景だろう

続きの廊下も



そしてお部屋は



部屋から見える対岸の景色は、

さすが創業百年の老舗旅館の佇まいが そこ彼処に漂う
ドキドキ ワクワクの空間 懐かしいにおい・
しばし、お部屋で一服して
一番気になるのが、お目当てのお風呂だ。
いざ、見学タイムはじめ・・
最初に「女湯」は・・

おう~ 雰囲気ある~
続いて「貸切露天岩風呂」は・・

すぐにお風呂でなくて・・一部屋がある。
もしかして、ここは、昔は「特別室の貸切岩風呂」ではないか??

まだまだ引き戸があり、やっと見える「貸切露天岩風呂」

すごい~
露天風呂の右側の木目の彫刻が・・これまたすごい

もっと、よく見ると

なんという懲りよう・・
続いて「男湯」は??
幸い 誰も入っていないので浴室写真だけ撮らせてもらうことに

男湯は、半露天のようだ・・気持ちいい風がふいている浴室
すばらしいお風呂に、一安心・・
夕食までに「女湯」と「貸切露天岩風呂」の二つに一人風呂して
夕食が、これまた すごい~
我々は
「湯治プラン 一泊2食付 一人4500円」での宿泊なのだが・・

鶏鍋や おさしみもある。
値段の割に、充分すぎる量と 味がこれまたいい~・・
季節の山菜もたっぷり使った料理。
ご飯もたっぷりおかわりできるよう御ひつにあるし・・
ほろ苦い山菜の天ぷら(タラの芽・ヨモギ・シソのみ・筍 ほか)
つけ塩の味もいいし・
「日本人に生まれて 本当に よかった」
~旬の山菜がおいしいと味わえる味覚を持つ日本人って素晴らしい~
早春の時期、山菜のもつ独特の苦み・渋みがなんともいい~

あさり・筍・ぜんまい入りのお吸い物

一泊で7つのお風呂が楽しめた「湯の鶴温泉 喜久屋旅館」
あとの風呂は完全な内湯で、いつも湯けむりがモウモウして・・
撮影がうまくいかず(湯煙で真っ白状態の浴室)で
残念ながら 浴室画像を載せてない・・・