鹿児島県には、妙見温泉という温泉地がある。
昨年10月に「安楽温泉 鶴の湯」に一泊した帰り道
妙見温泉「秀水湯」の前を通過したことがある。
その際、一度、車から降りて、
次回の湯めぐりで南九州に来ることがあれば、
今度は この施設に泊まれないか?と
下見をしたことがあった。
今年3月に やっと念願かない
再び南九州にくることができた。
そして、「妙見温泉 秀水湯」にも今回一泊できた。
「秀水湯」は下の写真の建物で、
素泊まり(一泊2500円)で、日帰り入浴(200円)だけも可能。

秀水湯の駐車場は広い

駐車場の横から、裏山にも行ける。
自然環境に恵まれた施設で、
春には鶯(うぐいす)の鳴き声や「さくら」など季節の花が楽しめる。

裏山からみた秀水湯(自炊棟)の様子
さて、ここの一番は
なんといっても「お湯」の泉質と勢いのよさ・・
「郡司 勇」という温泉の専門家が「九州一の温泉」と絶賛した湯らしい
そのお風呂場は

このような入口があり・・
次のような男女別の浴槽が、それぞれに2つずつある。

上の写真の浴槽は、大量の源泉が音をたてて浴槽に流れこんでいて
そのままの勢いで、洗い場にも あふれ出る。
すごい勢いのある湯で、すさまじい。
泉質も抜群で、湯に浸かるとシュワ シュワと新鮮な湯が体にまとわりつき
非常~に 気持ちがいい~。
確かに・・郡司さんが褒めちぎるほどの湯だ
お湯は結構熱めなので、あまり一回の入浴時間は長くできないが
湯治客は、一日に何回にも 分けて入るのがいい。

この写真は「打たせ湯がある浴槽」で「ぬるめの湯」
上の熱めの湯と下の打たせ湯付き・ぬるめの湯、この二つの浴槽を行き来すると、
一回しか利用しない日帰り入浴客も 結構 長湯ができるように思う。
★一泊素泊まりで、一人2500円の安さ だが・・、
ここの素泊まり自炊棟には2種類があるらしい。
私が泊まったほうは、浴槽のある施設から石の階段を上った施設で
各部屋に台所(冷蔵庫着付き)とトイレがある新しい自炊棟のほうだった。
写真のような部屋で、なかなか居心地がよかった。

古い自炊棟は、本館の続きにあり、調理場は共同使用らしい。
秀水湯には、
もう一つ、わすれてはならない「名物の猫ちゃん」がいる。
湯治客の一人が「あんまん」と名付け呼んでいたら・・
いつのまにか、その名が広まり
「あんまん あんまん」と今では皆に親しまれているらしい。

その「あんまん」ちゃん
あまり、撮影が好きでないのか・・
私のカメラには、いい顔してくれてない・・