3月まで温泉地には行けそうもない。
この長い温泉なし期間を利用して、雑誌「温泉博士」にすでに掲載された私の記事の中から
これまでに行った温泉地の共同湯記事をUPすることにした。
(これらはすべて雑誌に記事が掲載されるまでは、と ブログUPを控えていたものばかり)
・・・・(2009年訪問・温泉博士に掲載された記事より)・・・・・・・・・・・
「もと温泉旅館が、今は共同湯に」
「倉下の湯」 浅間温泉 (長野県)
~兵庫県小野市 女鷹ちゃん~
長野県松本市を訪れた時、浅間温泉「倉下の湯」に立ち寄った。
松本藩の温泉施設だった歴史のある共同湯らしい。
市営駐車場に車を停め、観光案内所で手に入れた街地図を見ながら探した。
五月中旬の気温の高い日、汗だくになって歩いていたら松本消防署の前で「ホークスの川崎宗則選手の防災ポスター」を発見した。思いがけない所で爽やかな川崎ムネリンに出会い、元気を取り戻した。
バス停近くの小さい公園で一休みして街地図を確認した。
この近くのはずだ。
公園横の少し坂になった細い道を歩くと普通の鄙びた民家が向き合っている。その中の一軒のブロック塀奥の玄関をよくよく見ると「倉下の湯」と、やっと読める表示がある。
「えっ~こんなところ?」あやうく見過ごすところだ。
無事に見つかってよかった。
昔は旅館を営んでいたというが、ひっそりとした外観は普通の民家となんら変わらない。
中に入ると真向かいに帳場のような受付があり、おじいさんが一人座っていて我々に応対してくれた。
薄暗く細長い廊下の奥に浴室があった。
古いが廊下などはよく磨かれており旅館の風情が残っている。
玄関の近くの廊下の途中に、ガラス戸で閉められた部屋があり、中を覗いてみると古い炊事場だった。
今は使ってない様だ。昔は、自炊での宿泊もできたのだろう。
建物全体は、かなり年季が入っているが、浴室だけは割と新しい。
四畳半くらいのこじんまりとした男女別の内湯のみだが、温泉はよくて飲泉できるお湯が思い切り掛け流されている。
熱いのではと思ったが、幸い適温だった。お湯はわずかに白濁しているが、臭いはほとんどない。口に含んでも、味はしなかった。
それにしても、湯口から出る源泉を、柄つきの虫取り網で受けている光景にびっくりした。
浴槽の湯が無色・透明で美しいので、それを維持するために、源泉口から出る湯の花か湯垢をこの網で直に受けているようだ。わりと感じのいい浴槽なので虫取り網はちょっといただけない。
「湯が本物」だったら、見てくれなどはかまわない主義なのか?。
「倉下の湯は一風変わった共同湯」で、
松本市街だが外に特別な案内看板もなく人々にあまり知られてない。
もと旅館の雰囲気がそのまま残った共同湯で、平日の昼間は人が少なく落ち着いて入れる。
私が訪れたのは暑い日だったが、湯上りはキリッと爽快になれた。
ここの湯が本物なのがわかる。
★浅間温泉「倉下の湯」温泉データー★
(住所) 松本市浅間温泉3-28-15
★玄関先のブロック塀が印象的な 倉下の湯。
(tel) 電話0263-46-1402
(入浴時間) 午前 7:00.~午後 8:30
(休館日) 不定
(入浴料) 200円
(泉質) アルカリ性単純泉
ほとんど無色澄明・微硫黄味・微硫化水素臭を有す。
(源泉の温度) 49.7度 PH8.9
(効能) 一般的適応症、やけど・切り傷、糖尿病
(駐車場)
地元屋の道を挟んだ隣。 駐車場は地元屋の裏。物置のあるところに停める。
(ただし、4台ぐらいまで。)
(交通アクセス)
松本駅近くのバスターミナルから浅間温泉行きのバスで終点車、
「地元屋」と「みやま荘」の間にある
この長い温泉なし期間を利用して、雑誌「温泉博士」にすでに掲載された私の記事の中から
これまでに行った温泉地の共同湯記事をUPすることにした。
(これらはすべて雑誌に記事が掲載されるまでは、と ブログUPを控えていたものばかり)
・・・・(2009年訪問・温泉博士に掲載された記事より)・・・・・・・・・・・
「もと温泉旅館が、今は共同湯に」
「倉下の湯」 浅間温泉 (長野県)
~兵庫県小野市 女鷹ちゃん~
長野県松本市を訪れた時、浅間温泉「倉下の湯」に立ち寄った。
松本藩の温泉施設だった歴史のある共同湯らしい。
市営駐車場に車を停め、観光案内所で手に入れた街地図を見ながら探した。
五月中旬の気温の高い日、汗だくになって歩いていたら松本消防署の前で「ホークスの川崎宗則選手の防災ポスター」を発見した。思いがけない所で爽やかな川崎ムネリンに出会い、元気を取り戻した。
バス停近くの小さい公園で一休みして街地図を確認した。
この近くのはずだ。
公園横の少し坂になった細い道を歩くと普通の鄙びた民家が向き合っている。その中の一軒のブロック塀奥の玄関をよくよく見ると「倉下の湯」と、やっと読める表示がある。
「えっ~こんなところ?」あやうく見過ごすところだ。
無事に見つかってよかった。
昔は旅館を営んでいたというが、ひっそりとした外観は普通の民家となんら変わらない。
中に入ると真向かいに帳場のような受付があり、おじいさんが一人座っていて我々に応対してくれた。
薄暗く細長い廊下の奥に浴室があった。
古いが廊下などはよく磨かれており旅館の風情が残っている。
玄関の近くの廊下の途中に、ガラス戸で閉められた部屋があり、中を覗いてみると古い炊事場だった。
今は使ってない様だ。昔は、自炊での宿泊もできたのだろう。
建物全体は、かなり年季が入っているが、浴室だけは割と新しい。
四畳半くらいのこじんまりとした男女別の内湯のみだが、温泉はよくて飲泉できるお湯が思い切り掛け流されている。
熱いのではと思ったが、幸い適温だった。お湯はわずかに白濁しているが、臭いはほとんどない。口に含んでも、味はしなかった。
それにしても、湯口から出る源泉を、柄つきの虫取り網で受けている光景にびっくりした。
浴槽の湯が無色・透明で美しいので、それを維持するために、源泉口から出る湯の花か湯垢をこの網で直に受けているようだ。わりと感じのいい浴槽なので虫取り網はちょっといただけない。
「湯が本物」だったら、見てくれなどはかまわない主義なのか?。
「倉下の湯は一風変わった共同湯」で、
松本市街だが外に特別な案内看板もなく人々にあまり知られてない。
もと旅館の雰囲気がそのまま残った共同湯で、平日の昼間は人が少なく落ち着いて入れる。
私が訪れたのは暑い日だったが、湯上りはキリッと爽快になれた。
ここの湯が本物なのがわかる。
★浅間温泉「倉下の湯」温泉データー★
(住所) 松本市浅間温泉3-28-15
★玄関先のブロック塀が印象的な 倉下の湯。
(tel) 電話0263-46-1402
(入浴時間) 午前 7:00.~午後 8:30
(休館日) 不定
(入浴料) 200円
(泉質) アルカリ性単純泉
ほとんど無色澄明・微硫黄味・微硫化水素臭を有す。
(源泉の温度) 49.7度 PH8.9
(効能) 一般的適応症、やけど・切り傷、糖尿病
(駐車場)
地元屋の道を挟んだ隣。 駐車場は地元屋の裏。物置のあるところに停める。
(ただし、4台ぐらいまで。)
(交通アクセス)
松本駅近くのバスターミナルから浅間温泉行きのバスで終点車、
「地元屋」と「みやま荘」の間にある
地元に住んでますが 知りませんでしたね
浅間温泉「倉下の湯」・・名前すら聞いた事が
なく、住所があって・・こんな所にあるんだ・・
浅間は、いろんな知り合いのところが沢山
あって、あっちへこっちへ なので・・このような
「倉下の湯」は見落としがちです。
貴重な情報でした。
私もこの温泉に行ってみて びっくりでした。
夫がいろいろ(インターネットや雑誌や諸々)から調べ上げて 湯めぐり旅の計画を立てるのす。
当の夫も この施設を見つけるのに苦労してました。
でも お湯がとてもいいです。優しく 温まる泉質。
しかも湯上りのシャッキと感 これはGOODな温泉の証拠ですよ・・近くにお住まいのようですね。
一度 是非 行ってみてください。満足の湯です。
知る人ぞ知る「倉下の湯」ナイス!!