極寒の2月、今回の急な帰省。
三日前からほとんど口から物が取れなくなっていた母が
昨日の午後から急に顎呼吸になり、今朝の10時過ぎに遂に亡くなってしまった。
列車を乗り継いでの急ぎ帰省中、新幹線に飛び乗りやっと座席についた直後、
妹から「母が、たった今亡くなった」と電話を受けた。
当然この事態は想定内だったものの・・・。
その後は茫然自失、機械的に列車・バスを乗り継ぎ(途中、お昼を取るのも忘れ)実家についた。
実家の庭先には、紅白の梅が何事もなかったように咲いていた。
「お帰り」と言っているように迎えてくれた。
今、ちょうど満開に咲く時期なんだ。
父母が大好きだった「梅の木」。
一つの木にピンクと白の花が同時に咲く梅の木。
昨年末から床に伏していた母は、今年は、この梅を見てないんだろうな~
こんなに咲いているのに・・・今日は、こんなに温かい日なのに・・・
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この梅の木も見るからに 樹齢数十年
税法の耐用年数が25年です、一般の
家庭の梅の木も手入れしても50年から100年
と言われています。立派な梅の木です
これからもまだまだきれいな花を咲かせて
くださることでしょう 梅の花を見ますと
お母様の命日を偲べますね 合掌
あるじ亡きとて 春な忘れそ」
「人はいさ 心も知らず 故郷は
花ぞ昔の 香りありけり」
こんな句が、次々と浮かんで来るような
私の故郷・実家の梅の老木です。
この梅の木の下で、花が満開の時期に、父母や妹と撮った写真が懐かしいです。笑顔の父母がいて・・
今から思うと「何でもないことが凄い幸せ」でした。
いつまでもあると思うな親と○○・・ですね。
紀貫之の句が間違ってました。
正確には、
「人はいさ 心も知らず ふるさとは
花ぞ昔の 香(か)ににほひける」
でした。
なんか、後半部分に自信がなかったので、調べてみるとやはり ・・