湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

三瓶温泉(亀の湯)

2016-09-24 | 島根の温泉
三瓶温泉の上の町にある「鶴の湯」別名「志学薬師湯」には
以前入湯したことがあったのですが・・
同じ三瓶温泉の下の町「亀の湯」はまだ入っていませんでした。
今回は、朝早かったので「鶴の湯」がまだ 始まってなく、
朝から営業している「亀の湯」に入ってきました。

暑い日々が続いていたため、ここの、ぬるめな湯が、大歓迎でした。
鉄分を含む泉質なのか、薄黄色の湯が浴槽からあふれ出して流れでています。

「亀の湯」はシャワー設備など一切ない、自然のまま素朴そのもので、
浴槽の形は楕円形で亀の甲羅の形だから、亀の湯なのかな??

以前入った鶴の湯も、雰囲気が落ち着いていて、お気に入りでしたが・・
亀の湯は一層、庶民的で、浴室も広いし、ゆったりしています。
湯は2ヶ所から注ぎ出ています。

写真に写っている大きい筒からザアザアと、浴槽の真ん中の円柱筒からも出ています。
浴室、浴槽が、湯の花か温泉成分かでオレンジ系の茶色に変色していっています。
本物温泉ならではの現象で、とてもいいです。
私は「鶴の湯」もいいけど、気取らない今回の「亀の湯」がもっと気に入りました。

★入浴料・・200円★

また、来ようっと!!  (入湯は2007年)
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三瓶温泉「志学薬師湯」 別名 「鶴の湯」に入湯

2016-09-24 | 島根の温泉
島根県大田市にある 三瓶温泉「志学薬師湯」に入ってきました。 
昭和34(1959)年までは「志学温泉」の名で湯治場として親しまれた
名残りの共同浴場です。

この温泉館の横地には、お薬師さんが丁寧に祭ってあります。
昔からこの地域で とても大切にされてきた薬師湯のようです。

浴室は旅館などの浴場とは一味違う、素朴さがあります。
四角いタイル張りの浴槽は、やや深めです。
浴槽に入る時 そうっと入ることをお勧めします。
私は、湯の色や、その素朴さに感動して 浴槽の深さなど全く考えずに
足もとをろくに見ないで(見ないでというより黄土色の湯で中が見えない)
いきなり入ったところ、その以外な深さにびっくりして中で足を滑らし、
右足首を捻り、大慌て「キャー!」と叫んだ次第でした。

ここは別名「鶴の湯」といいます。
「亀の湯」という共同浴場がもう一つ近くにあるので、「亀に対して鶴」のようです。
★入湯料金は300円★(2007年入湯)

連休真ん中の祝日なので この薬師湯の駐車場が塞がっていたら困ると思い
上の国民宿舎三瓶荘の駐車場に車を停めて、
山の道を徒歩で下って行き、やっとたどりつきました。
皮肉なことに 駐車場は、前も横も斜め向かいも結構空いておりました。
ガックリ・・予想違い!!

でも ここへ来る途中、
徒歩で 新緑の三瓶山の山道を歩きました。
結果、森林浴ができてウグイスの泣き声も聴け最高でしたね・・

山道、といっても車が走る道ですが、横に細い溝があり、
その溝は上の三瓶荘の中にある三瓶温泉の溢れ湯がザアザアと勢いよく流れているのです。
鉄分でも入っている泉質なのでしょうか?
黄土色の温泉の廃液がすごい勢いで流れるので、びっくりです。
きっと これから入る「三瓶(志学)薬師湯」も同じ成分なら こんな色の温泉湯?
そんな想像をしながら歩きました。

やっとたどり着いた「薬師湯」(鶴の湯)は、やはり上の写真のような色の湯でした。
掛け流し湯を ゆったりと楽しみました。
落ち着いた とてもいい湯加減の湯でした。

成分はナトリウム・塩化物泉の表示でした。??鉄分はなかった??あれ~っ!!
でも三瓶温泉全体は 泉質 含 塩化土類食塩水 の泉質のはずなのですが?
誰か「志学薬師湯」の正確な成分を 教えてください・・
私は デジカメで浴槽を撮るのが精一杯で・・
この温泉成分のあたりは、今回は押さえが弱かった・・のです・・

しかし、
今回一度入っただけで この湯のファンになりました。
人が少なく 湯温もぬるめなのに ポカポカしてきます。
湯は、贅沢にも源泉かけ流し。
浴室の壁の色も落ち着いた雰囲気で、私はずいぶん気に入りました。
この薬師湯には石鹸が置いてありません。
自分で温泉セットを持っていったので助かりました。

さて 最初に戻って この温泉の名ですが・・
「三瓶温泉薬師湯」(鶴の湯)と
ツーリングマップや観光案内の地図やパンフレットなどには、
今は三瓶温泉として一からげに くくってあります。
昔のように「志学温泉」の「志学」の名を今も残しておいてほしかったです。
「志学」って なにか ステキですよね・・
受験生や 学問を志す人びとも「志学温泉」の名に惹かれて、
この地を訪れるのでは??
そう思うと とってもロマンがあるのですが・・
もったいないなあ~
昔のように、ここだけは、一からげの「三瓶温泉」ではなく
「志学温泉」と今も言いたいところです。 
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「石見銀山(世界遺産)」・・・・・・・・・・ 島根県大田市大森町

2016-09-24 | 歴史街・史料館・名所

大森の町から「五百羅漢」まで戻り

今度は、反対方向(山側)に行く

と・・
見えて来たのは「山吹城」の跡地

「石見銀山」の争奪戦は、戦国時代から始まっていた。
その拠点になったのが、この「山吹城 」跡地だ。

「石見銀山」は、時の権力者たちの争奪の的だったようだ・・
江戸時代になり徳川氏がここを直轄地にするまでは、もちろん!!天下人、豊臣秀吉が治めていた。

続いて目的地の「龍源寺間歩」(鉱山の跡)に向かう















「龍源寺間歩」を出て
地元ボランティアガイドのお話しを聞く

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「大森」の町(石見銀山とともに発展した町)・・・・島根県大田市大森町

2016-09-24 | 島根の温泉

「大森」は「石見銀山」に隣接し「銀山」とともに発展した陣屋町。

「大森」の町に入ると、すぐ目に入るのが「五百羅漢」 

(写真は2008年に「大森」の町と「石見銀山」を訪れた時のもの)



岩の間に、石仏が見える。

この岩山の中に収められた石仏たちは、今回泊まった「さんべ荘」のロビーにも描かれていた。
(さんべ荘のロビーの五百羅漢絵より)

話は、大森の町にもどり・・
いよいよ 大森の町に入ると



















































   







「大森」の町は、江戸時代には幕府直轄地となり、武家屋敷や商家が混在している。

「石見銀山」が世界遺産に登録され、「大森」の町も重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

歩いてみて、親しみやすい町並みだった。

「石見地方の赤瓦の屋根」が町の主流で、親近感があった。

しかし、幕府の役所だった建物は、大きくて、石州・赤瓦とは明らかに違い瓦の色が白っぽい。

このことから、この町が、徳川幕府の重要な直轄地だったことがわかる。

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