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合格祈願で縁起のよい駅名をストラップに

2007-12-14 21:29:51 | 鉄道・公共交通/趣味の話題
<合格祈願>「勝田」「本銚子」…縁起の良い駅名を携帯ストラップに(毎日新聞)

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バンダイナムコグループのメガハウスは来年1月、受験シーズンに合わせ、茨城交通湊線の「勝田」(勝った)、千葉県の銚子電鉄「本銚子」(本調子)、和歌山県の紀州鉄道「学門駅」の入場券など、縁起の良い駅名の携帯ストラップ「駅名合格祈願ストラップ」を発売する。

 ストラップは切符型10種類と、ホームに設置されている「駅名標」型8種類。切符の端に印刷されている通し番号を「50592008」(合格2008年)などラッキーナンバーにしたり、駅名標を「五角形」(合格形)にしたりと、徹底して縁起をかついだ。1個262円。箱入りで、どの駅名が出るかは開けるまで分からない。

 茨城県ひたちなか市では、同社と茨城交通が連携し、湊線の勝田~阿字ケ浦間で商品と同じ五角形の駅名標を付けた電車が走っている。車体の前には駅名の「かった(勝田)」、後ろに「合」と「格」の2種類の文字を掲げる。湊線は単線で、上り電車と下り電車が交換のため並列する那珂湊駅では「合」と「格」が並んだ光景が見られるという。同駅で電車がすれ違うのは1日20数回だが、「格」が二つ並ぶケースもある。那珂湊駅の高橋健一駅長は「なるべく『合格』と並ぶように走らせたい」と話す。来年2月末まで運行予定。

 ひたちなか市はこれまでにも、縁起が良い勝田の「縁起切符」を町おこしの一環として販売していたが、携帯ストラップ発売に合わせて駅名標も利用するアイデアが出て実現したという。

 湊線は乗客減で存続が危ぶまれていたが、08年4月から、ひたちなか市が茨城交通と共同設立する第三セクターの新会社による運行を始める。
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本銚子駅の駅名は「もとちょうし」と読む。「本調子」(ほんちょうし)に引っかけるのはちょっと強引ではないかなぁ。

縁起担ぎ入場券と言えば、かつては四国・徳島本線学駅のものが有名だった。特に、硬券入場券はここの画像のように右側に入場券を表す「入」の記号と合わせて駅名が縦書きで入るから、学駅の入場券は「入・学」と記載されることになり、それが「入学」につながる縁起切符として国鉄末期に大変な評判になった。学駅の硬券入場券が飛ぶように売れ、気をよくした商魂たくましい国鉄は「5枚買っていただければ5入学(=ご入学)につながります」と宣伝して1人に5枚売りつけたのだった。

私自身は、国鉄の宣伝とは一線を画し、受験生やその家族に筑豊本線の「新入」駅の切符を「新入生になれるように」と贈ったら、意外にも評判は上々だった。
ただ、縁起を担いでは見たものの、贈った人の中には「おかげさまで予備校の新入生になれました」と返信してきた人もいた。縁起を担いでも担がなくても、最終的には自分自身の努力の結果であることは言うまでもない。

と言うわけで、受験生の皆さん。
縁起を担ぐのは構わないが、最終的に合格を決めるのは自分の努力である。受験シーズン到来まであと1ヶ月、最後のラストスパートの時期に入ったが、体調に気をつけ、ベストの力を出し切って本番に臨んでほしい。縁起を担ぐことばかりに一生懸命になりすぎて、くれぐれも「予備校への入学に大変効果がありました」なんてことにならないように。

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