人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

第80回センバツ講評

2008-04-04 23:37:26 | 芸能・スポーツ
80回記念大会となった春の選抜高校野球は、結局、沖縄尚学の優勝で幕を閉じた。

今回の大会から飛ばないボールが採用された。その影響は本塁打、長打が減るという形で顕著に現れた。結果として得点が減り、投手戦が増えた。1対0が6試合にも上り、1点差ゲームも近年まれに見るほど多かった。息詰まるような熱戦が続き、面白い大会だった。

1点を争う試合が増えたことで、1つのエラーが致命傷になることが多かった。もともと今大会は、失策が少なく守備の固いチームが揃っていたが、大事な場面でエラーをしたチームから順に消えていった。
90年代あたりから、「点を取られたら打って取り返せばいい」というメジャーリーグばりの大味な試合が増えていたが、飛ばないボールの採用で守備力、投手力が勝敗を決定するようになった結果、基本に忠実なプレーをするチームが増えたことは、長期的に見て野球の発展のためにはよいことだと思う。

印象に残ったチームとしては、滋賀県代表の大津西高校を挙げる。
大会前は全くのノーマークだったが、ダルビッシュ有投手(現・日ハム)の出身校の東北(宮城)と松坂大輔投手(現・レッドソックス)の出身校・横浜(神奈川)の強豪2校を立て続けに破ったのは見事だった。

引き分け再試合を戦い、勝った平安(京都)とともに今大会の台風の目となるかに思えたが、結局勢いに乗ることなく甲子園を去った。投手・守備優位の大会では、勢いだけで勝つことはやはり難しいのだと、改めて思う。

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