安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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若者の活字離れは本当なのか?

2008-06-03 22:58:59 | その他社会・時事
若者の「活字離れ」や「知的レベルの低下」は本当なのか(ニュース畑) - goo ニュース

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「若者の活字離れ」が嘆かれるようになって久しい今日。最近では、本を読まないだけでなく「映画の字幕も読めない若者」が増え、「若者の知的レベル低下」までが懸念されています。しかし、パソコンや携帯電話でのインターネットの利用状況を見れば分かる通り、若年層は情報収集に多くの時間を割いており、情報の扱いには高い能力を持っていることが考えられます。若者の「活字離れ」や「知的レベル低下」は本当に起きていることなのでしょうか?
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う~ん…
私は、この手のステレオタイプの「若者=活字離れ論」には全く同意できない。
第一、こんなことは、団塊世代以降の若者についてはずっと言われてきたことだし、もう30年近く続いているのではないだろうか。

本当にそうだとしたら、今ごろ新聞の内容がわからない若手社員がごろごろしているはずなのだが、そんな話はどこでも聞かない。

むしろ、本当に活字離れしているのは、団塊世代から「新人類」呼ばわりされた今の40歳代ではないだろうか。いわゆるバブル世代である。私が電車通勤をしている時期、この世代が通勤電車内で本を読んでいるのなんてお目にかかったことがない。

逆に、最近の10~20代の若者は、活字文化への回帰がかなり明確に出ていると思う。それが最近のケータイ小説の隆盛となって現れている。コミケに行っても、小説などのコピー本、趣味分野の解説本を出している20代の若い人のサークルが多いようにみえるし、イラストや漫画で勝負している私の知り合いのあるサークル主宰者は「最近の若い人はなかなか絵描きさんが少なくて」と嘆いていた。
最近では、小説が原作のアニメやゲームも増えており、アニメ業界が小説界に活路を見いだしているような感じさえある。

こうしたことから考えて、おおまかに以下のように分類できるというのが当ブログの仮説である。

◎団塊世代=意味なんかわからなくてもとりあえず岩波文庫を読むことが格好いいと信じている「ええカッコしい的活字世代」

◎40代(バブル世代)=幼少時は鉄腕アトム、成人してからはガンダムに傾倒していた典型的アニメ世代。「自己表現は文字より絵」で活字離れが最も深刻な世代

◎30代=様々な類型があり、世代的分類が不可能。

◎20代以下=芥川賞を取った綿矢りさ氏やケータイ小説に代表される「活字回帰世代」

なお、個人レベルではこの分類に当てはまらない人もたくさんいる。あくまで世代全体の一般的傾向を捉えた当ブログの独断と偏見である。

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