安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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地震の「予兆」と我が家の防災対策

2008-07-25 22:09:09 | 気象・地震
さて、最近何かと騒がしい東北地方。こんなことを言っては手前味噌になってしまうが、当ブログ管理人は東北地方の大地震を予想し、ある程度対策は講じてきた。

地震が、何の前触れもなく突如として襲いかかるということはあり得ない。死者が出るような地震(規模で概ねM6.5以上、震度で概ね5強以上)は、だいたい2~3ヶ月前から前兆現象が始まっているものだ。

阪神・淡路大震災の時は、前年の11月頃から震度2~3クラスの小規模な地震が続いた。12月になってもそれは収束せず、1994年大晦日、紅白歌合戦を見ているさなかにも何度も地震速報のテロップが画面に現れた。しかも、テロップが示すのはいつも同じ地域で関西から紀伊半島、そして淡路島だった。

私は、いつまでも収束の気配を見せない地震に苛立つとともに、淡路島が日頃、極めて地震活動の低調な地域だけに、言い知れない薄気味悪さも感じた。その不安は、明けて1995年1月16日に阪神・淡路大震災という最悪の形で現実となった。前兆となる小規模な地震が続き、テレビ画面に地震速報のテロップが頻繁に現れるようになってから、ほぼ2ヶ月後だった。

実は、これと同じことが、今年の春頃から岩手県で起こっていた。岩手県を中心に、宮城県や青森県の地名がテレビの地震速報としてテロップに繰り返し現れる事態が起こっていたのだ。

活断層型であれプレート境界型であれ、地震は地下の歪みが蓄積して起こるものだ。それだけに、ある程度の規模を持つ地震は前兆が現れることが多い。
阪神大震災直前と同じ「頻繁な地震速報テロップ、地域はいつも岩手」という状態に危機感を感じた私は、妻と話し合って地震対策を行うことに決め、4月頃から実行に移した。主な対策は、

1.非常持ち出し品の取りまとめ
2.非常食の整備、懐中電灯・携帯ラジオの電池残量の確認と電池の備蓄
3.最も危険な家具である食器棚の天井への固定
4.原発破壊による放射能飛散に備えた「とろろ昆布」の備蓄

である。

1~3はいいとして、4について、多くの人はなぜ「とろろ昆布」なのかと不思議に思うに違いないが、その理由については、また後日、改めて述べたい。

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