人生チャレンジ20000km~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

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こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
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国は今こそ貨物列車迂回対策を!

被災、脱線忘れない JR東日本が白河に列車車両保存

2013-04-23 23:41:28 | 鉄道・公共交通/安全問題
被災、脱線忘れない JR東日本が白河に列車車両保存(福島民友)

2005年、強風によって列車が転覆し、5人が死亡したJR羽越線事故の被害車両を、JR東日本が、福島県白河市にある総合研修センターに保存することになった。

羽越線事故は、2005年12月に発生した。砂越(さごし)~北余目間で列車が強風にあおられ転覆、乗客5人が犠牲となった。尼崎事故のようにメディアで大きく取り上げられることもなく、すでに世間では忘れられようとしている。しかし、遺族は依然としてJR東日本の謝罪・賠償対応に強い不満を持っており、事故が忘れられるようなことはあってはならない。

総合研修センターは、JR化以降、閉鎖した国の機関の跡地に建てられたJR東日本の社員研修施設だ。運転士、車掌などの現場職員を初め、社員の研修が行われている。少ないながらも、新白河駅から総合研修センター行きの東日本JRバスが運行されており、バスで行くこともできる。

福島民友の記事によれば、一般に公開するかどうかは未定という。震災で被災した車両ともども展示・公開していくことは、一般市民が災害の記憶を残し、市民レベルでも防災対策を練っていく上で参考になると思う。もちろん、社員研修用の施設だから社員の安全対策に生かしていくことが再優先だ。しかし、社員研修に差し支えのない範囲でよいから一般公開ができないだろうか。

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