安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

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福島原発告訴団が行った検察審査会申し立てで「起訴相当」議決 告訴団団長声明

2014-07-31 16:21:58 | 原発問題/一般
 すでに各メディアで報道されていますが、福島原発事故に関して「福島原発告訴団」が申し立てていた不起訴処分を不当とする審査申し立てに対し、本日、東京第5検察審査会は、東京電力の勝俣恒久・元会長及び武藤栄、武黒一郎の両元副社長に対し「起訴を相当とする」旨の議決をしました。また、残る3名については、不起訴不当1名、不起訴相当2名との議決でした。

 東京第5検察審査会の議決書を緊急に掲載しましたので、こちらからダウンロード・閲覧できます。

 なお、福島原発告訴団の団長声明が発表されましたので、以下のとおりお知らせします。

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◆東京第五検察審査会の議決を受けて 福島原発告訴団団長の声明

 福島原発告訴団が申立を行った6人全員ではありませんでしたが、特に重大な責任を問われる3人に起訴相当、1人に不起訴不当の議決が出たことは、妥当な判断をして頂いたものと思っております。一般の東京都民からなる検察審査会が、被害者に寄り添った結論を出してくださったことを感謝いたします。

 検察庁はこの議決が、原発事故に対する国民の想いであることを理解し、直ちに強制捜査を含めた厳正なる捜査を開始して頂きたいと思います。

 福島の被害は今も形を変えながら拡大しています。一日も早く、この事故を引き起こした者が責任を取り、被害者が救済されることを願ってやみません。

 福島原発告訴団は、引き続き、責任追及を求める活動を続けます。

2014年7月31日
福島原発告訴団団長  武藤 類子

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