安全問題研究会~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

【速報】津波到達後に警報発表 気象庁、歴史的大失態

2022-01-16 00:30:10 | 気象・地震
南太平洋のトンガ沖で発生した海底火山の噴火で、気象庁は「津波のおそれはない」といったん発表しておきながら、今夜(16日)0時15分になって突如、奄美地方・トカラ列島に津波警報を発表した。NHKの報道によると、奄美大島・小湊では警報水準(1m以上)に当たる1.2mの津波を警報発表前の15日23時55分に観測している。気象庁にとって歴史的大失態だと思う。

「若干の海面変動」が見込まれる地域でも、津波注意報の発表基準(30cm)に達していないだけで、30cm未満の津波がすでに到達している可能性がある。膝まで海中に浸かっていた場合、20cm程度の海面変動でも成人男性が流されるほどの威力がある。津波警報・注意報が発表された地域では海岸線から一刻も早く退避してほしい。

気象庁の失態については、後に追記することがあればしたいと思う。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« またも、新年早々「夢」の話 | トップ | <地方交通に未来を(3)>... »

気象・地震」カテゴリの最新記事