安全問題研究会(旧・人生チャレンジ20000km)~鉄道を中心とした公共交通を通じて社会を考える~

公共交通と原発を中心に社会を幅広く考える。連帯を求めて孤立を恐れず、理想に近づくため毎日をより良く生きる。

当ブログのご案内

当サイトは列車の旅と温泉をメインに鉄道・旅行を楽しみ、また社会を考えるサイトです。

「あなたがすることのほとんどは無意味でも、あなたはそれをしなくてはなりません。それは世界を変えるためではなく、あなたが世界によって変えられないようにするためです」(マハトマ・ガンジーの言葉)を活動上の支えにしています。

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●管理人の著作(いずれも共著)
次世代へつなぐ地域の鉄道——国交省検討会提言を批判する(緑風出版)
地域における鉄道の復権─持続可能な社会への展望(緑風出版)
原発を止める55の方法(宝島社)

●管理人の寄稿
規制緩和が生んだJR事故(国鉄闘争共闘会議パンフレット「国鉄分割民営化20年の検証」掲載)
ローカル鉄道に国・自治体・住民はどう向き合うべきか(月刊『住民と自治』 2022年8月号掲載)
核のない未来を願って 松井英介遺稿・追悼集(緑風出版)

●安全問題研究会が、JRグループ再国有化をめざし日本鉄道公団法案を決定!

●安全問題研究会政策ビラ・パンフレット
こんなにおかしい!ニッポンの鉄道政策
私たちは根室線をなくしてはならないと考えます
国は今こそ貨物列車迂回対策を!

運営方針の一部変更について

2009-03-04 21:54:05 | 運営方針・お知らせ
お知らせです。
当ブログでは、原則として、これまで全エントリを公開対象としてきましたが、諸般の事情により日記の一部を非公開に変更します。

このため、「普通の日記」カテゴリを「日記(公開)」と「日記(非公開)」の2つに分割しました。非公開のカテゴリに属するエントリは今後、公開されません。

公開/非公開の基準ですが、原則は公開です。非公開は、自分または家族、近親者のプライバシーに深く立ち入るもの、エントリの内容が個人的で、かつネガティブすぎるため公開にそぐわないと判断されるものが該当します。

最近、当ブログへのアクセスは以前と比べて増えており、更新がないときでも閲覧者数で50、ページビューで100程度あります。更新があれば、この数が2~3倍になります。

多くの人にご覧いただいていることを管理人は嬉しく思っていますが、閲覧者数が増えることで、個人的には書き留めておきたいけれど、他人には見られたくないネガティブな個人的感情を示したエントリが管理人の思惑を離れてより多くの人の目に留まる可能性が高まりました。

しかし、その内容が管理人にとってどうしても記録しておきたいものであることも多く、こうしたエントリの扱いを適切に行うための非公開カテゴリを設ける必要が出てきたことが理由です。

とはいえ、あまり非公開の範囲を広げすぎると当ブログの趣旨に反しますので、日記も、プライバシーの公開によって個人が特定されたり、特定の個人に対する名誉毀損となったりするおそれのないものは原則公開とします。前述した「個人的には書き留めておきたいけれど、他人には見られたくないネガティブな個人的感情を示したエントリ」だけが例外的に非公開になるものとご理解ください。日記以外のカテゴリに属するエントリは全面公開で、これまでと変わりません。

なお、この措置により、当ブログのカテゴリ数は11となります(名目上1つ増えますが、閲覧可能カテゴリは10で従来通りです)。

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時代遅れの経産省は解体せよ!

2009-03-03 23:50:12 | その他社会・時事
労働者派遣法の改正めぐり、厚労省と経産省がつば迫り合い(週刊ダイヤモンド)

この記事を読んで、頭が痛くなると同時に純粋に怒りを覚えた。経産省に対してだ。

経産省という役所は、他省庁が所管しない民間産業界のほとんどを担当している。他省庁が所管する民間業界といえば、

IT業界…総務省
金融・保険業…財務省
農林水産業・食品業界…農林水産省
医療・福祉・介護…厚生労働省
教育業界…文部科学省
運輸・建設業界…国土交通省
清掃業…環境省

等があるわけだから、要はこれ以外の業界は経産省の所管ということである。

上に例示した経産省以外が所管している業界と、経産省が所管するこれ以外の業界とを見比べてみると、経産省以外が所管する業界には人手不足のところが結構ある。農林水産業や医療・福祉・介護などは人手不足で崩壊寸前だし、教育業界も学習塾講師などは人手が足りないといわれる。運輸業界も重労働であるため、志願者は多いものの定着率は相変わらず悪いようだ。これに比べて、経産省が所管している業界はどうかというと、自動車・電機業界を筆頭に首切りしている業界が多い。

経産省は他省庁にケンカを売る暇があるなら、自分が所管している業界に対し首切りを止めるよう指導するほうが先だろう。それすらできずに「厚労省には弱者救済策はできても、雇用創出策を練る能力がない」とは何事か。寝ぼけるのもいい加減にしろと言いたい。

物作り産業はこれからの時代も日本に必要だが、これまでと比べ、雇用者に占めるこれら産業の比率は低下せざるを得ない。そして、これに代わって雇用の受け皿になるのは医療・福祉・介護・教育・農業などの産業である。

今もっとも人手不足が深刻なこれら産業には共通点がある。「専門性が高い割には重労働で低賃金」という共通項である。医療にしても福祉にしても、現場は「身を粉にしてでも困っている人のために尽くしたい」という善意と使命感だけで辛うじて回っていると言っても過言ではない状況にあり、いわば政府がその善意と使命感につけ込み、低賃金で関係者をこき使っているのが実態である。

これらの産業は、専門性が高いために人の育成に時間がかかり、育つ前に多くの人が辞めていく。そうした実態を理解もせず、「厚労省に雇用創出は無理」と言っている時点で経産省など不要である。こんな言い方をすると失礼だが、自動車や電化製品などなくても死にはしないが、医療や福祉、農業はなくなれば確実に死ぬ。それに、自動車や家電が産業になったのはここ100年ほどの出来事だが、農業は人類がサルだった頃から存在しているのだ。どちらが大切かは今さら言うまでもないのであって、なくなっても命に関わらない程度の産業しか所管していない経産省ごときにとやかく言われる筋合いはない。

派遣業、雇用創出事業は厚労省が単独で所管すべきだ。あれこれくだらない口出しをこれ以上繰り返すようであれば、当ブログは経産省の解体を要求する。

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突然の宣告

2009-03-02 00:55:07 | 日記
2月25日、突然、人事異動(内部異動)を言い渡された。4月1日付けで、現在の部署から資産管理を担当する部署へ異動となる。

現在の部署でやり残した仕事は多々あるし、はっきり言ってしまえばここ1年ほどはトラブル処理に忙殺された感がある。私としても最善は尽くしたつもりであるものの、自分たちの組織に決定権が与えられず、決定を下すべき上部組織は優柔不断で何もしないという状況で、ほとんどのトラブルが解決しないまま後任者に持ち越しとなりそうな気配だ。私の職場はとある非営利団体だが、普通の営利企業なら、こんな決断が遅い組織は多分潰れるだろう。

私は、この状況で他人に引き継いでよいものか、トラブルを自分の手で全解決してから後任者に譲るべきではないかと少し迷ったものの、最終的に人事異動を受けることにした。

こんなことを言っては「逃げ」とか「無責任」等と思われるかもしれないが、仕事とは不思議なもので、今まで押しても引いても動かなかった状況が、人が代わるとすうっと動き始めたりすることがある。自分が担当していた頃がうそのように、解決を妨げていた困難な問題が勝手に消滅してくれたり、口うるさくて細かい取引先の担当者が交代していい人になったり、優柔不断だった上層部がうって変わって決断し始めたりするのである。

もちろん、強い責任感で「現在進行形の問題は私が解決してから行きます」と格好をつける方法もある。でも、サラリーマン組織では自分の代わりはいくらでもいると割り切り、困難な状況を変えるために自分が退くことも選択肢のひとつである。

麻雀を知っている人は理解できるかもしれないが、テンパっている時に限って変な牌しかツモらなかったり、自分のツモ順の前で他人がポンをして、後で山を崩してみると、こいつがポンをしなければ自分に上がり牌が来ていた、なんてことは往々にしてあるものだ。

私は元来、非科学的なことは信じない人間だが、自分の力では抗うことができない「流れ」というものが仕事には確実に存在する。このことは、サラリーマン生活を10年くらいやっていると見えてくる。今は私が交代することによって流れを変えるときだと判断したことも、人事異動に応じた理由のひとつである。

そうして流れを変えながら、後任者が困っているときには近いところから助言もできる「部内異動」というのは私にとっても後任者にとっても、そして仕事の流れの上からも一番いい方法かもしれない。

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<飯島愛さん>お別れの会に芸能人ら700人

2009-03-01 23:13:29 | 芸能・スポーツ
<飯島愛さん>お別れの会に芸能人ら700人 中山秀征「あなたは日本のモンロー」(毎日新聞)

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 昨年12月に死去した元タレント・飯島愛(本名・大久保松恵)さん=享年36=の「お別れの会」が1日午前、東京都港区の東京プリンスホテルで行われた。生前の交友の広さを物語るように多数の芸能人、関係者ら700人が駆けつけ、飯島さんに最後の別れを告げた。

 祭壇には飯島さんが好きだったという真っ白なカサブランカやカラー、桜の花が飾られた。親交の深かったタレントの中山秀征さんは「美人薄命とはいいますが、本当にその通りですね。あなたは日本の(マリリン)モンローですよ。愛ちゃん、よくがんばりました。ありがとう。また会おう!」と涙をこらえるようにあいさつした。

 「お別れの会」は、飯島さんが07年3月に芸能界を引退するまで所属していたワタナベエンターテインメントが主催。発起人でもあるアナウンサーの徳光和夫さんが司会を務めた。中山さんのほか、島田紳助さん、大竹しのぶさん、ホンジャマカの石塚英彦さんと恵俊彰さん、うつみ宮土理さん、古館伊知郎さんらも出席した。

 会場の一角には、ベストセラーとなった自伝小説「プラトニック・セックス」の各国語版や、飯島さんが受賞した00年の流行語大賞などの賞状などが展示された。この日の香典は、飯島さんが取り組んでいたHIV/エイズ啓発活動に役立てるため、すべて財団法人エイズストップ基金にあてられるという。午後には一般のファン向けのお別れの会も行われ、約1500人が参列する。【栗原拓郎】
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当ブログ管理人は、飯島愛さんと同年代である。昨年のクリスマスイブに自宅でひとり、変わり果てた姿を発見された飯島さんを思うと、新たな悲しみがこみ上げてくる。

私は、AV界出身で芸能界に転身した飯島さんを密かに応援していた。彼女の過去をことさら強調するのは私の本意ではないが、AV界でいくら大物といわれる女優でも、AV界で「賞味期限」が切れたらそのまま引退して一般人に戻っていくのが普通であり、芸能界に転身できる人はきわめて少ない。

しかし、その希有なAV界→芸能界の転身を飯島さんは見事に成し遂げた。そのこと自体が彼女の能力を証明するものだと私は思っている。芸能界の中にも「AV出身!」などと心ないヤジを飛ばす人間がいたという証言もあるが、当ブログ管理人は、このような実力本位の世界には出自を問うべきでないと考えている。

飯島さんは、自分に芸がないことを悩んでいたといわれるが、そんなことは決してないと私は思っている。もっともっと芸能界で活躍してほしいと思っていたし、同年代であるだけに余計に早世が悔やまれてならない。改めて飯島愛さんに深い哀悼の意を表する。

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